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学校日記

うきたの給食 1.28 *ドイツ料理

公開日
2021/02/05
更新日
2021/02/05

学校生活

1/28の献立
* チーズトースト
* てづくりソーセージ
* ザワークラウトふうサラダ
* アイントプフ[農夫のスープ]
* オレンジ
* 牛乳




この日の給食は、ドイツでよく食べられている料理を取り入れた「ドイツ給食」です。ドイツでは、第11回(ベルリン大会)、20回(ミュンヘン大会)と、今までに計2回オリンピックが開催されています。

そんなドイツのみなさんがよく食べている料理をあげると、「ソーセージ」と「ザワークラウト」。ドイツは冬の寒さが厳しく、寒さに備えるため「保存食」の文化が発達したといわれています。保存食とは、長期間安全に食べられるように、塩やお酢などを多めに使って加工した食べ物をいいます。ソーセージは豚肉を、ザワークラウトはキャベツを、長く食べられるように生まれた料理です。
ザワークラウトは、ドイツの伝統的な漬物で、キャベツをせん切りにして塩漬けにし、乳酸発酵させて酸味をもたせたものです。そのまま肉料理のつけ合わせにしたり、サンドイッチやホットドッグの具材に用いたりと、ドイツの人々に広く愛されています。

また「アイントプフ」は、ドイツの家庭でよく食べられるスープで、ソーセージやじゃがいも、にんじんなどを煮込んだものです。「鍋の中に投げ込んだ」という意味があります。



「てづくりソーセージ」については、セージやナツメグ、粗挽き黒こしょうなどのスパイスも加え、風味よく仕上げました。調理員さんに事前にカットしていただいたクッキングシートで、1人分量のソーセージを包み、釜で何回かに分けて蒸しました。


さて給食時間、子供たちの反応は…「ソーセージ、めっちゃおいしいです!」とうれしい感想を聞かせてくれた子がたくさんいました。おかわりの行列ができているクラスも多く、大変なメニューでしたが、調理員さんが一生懸命作ってくれたおかげだなぁとうれしく思いました。
ザワークラウトは今回も酸味が控えめだったので、本物の味を知ってもらうには、まだもう少しお酢を増やしてもよかったかも?!と次回への反省点です。


子供たちにも食べやすいようにアレンジしましたが、今日のドイツ料理給食を食べて、日本から遠くはなれたドイツという国を身近に感じてもらえていたらうれしいです。