うきたの給食 10.30 *ハロウィン(10/31)行事食
- 公開日
- 2020/11/20
- 更新日
- 2020/11/20
学校生活
10/30の献立
* ドライカレーライス
* ハロウィングリーンサラダ
* かぼちゃプリン
* 牛乳
10月31日は、日本でもここ数年でかなりなじみ深いお祭りとなった「ハロウィン」です。前日のこの日の給食は、そんなハロウィンにちなんだデザートとサラダを出しました。
ハロウィンは、一言でいうと日本での「お盆」のようなものです。お盆は、地獄の釜のふたが開き、亡くなった人の魂がこの世に戻ってくる日ですが、ハロウィンも基本的にこれと同じ考えで、秋に行うお祭りです。
日本のお盆は、迎え火をたいて、死者の魂に帰る場所を教えますが、ハロウィンは死者の魂だけでなく、魔物もこの世にやってきます。その魔物たちに魂をとられぬよう、人間も魔物などの格好をするようになりました。これがハロウィンに仮装をする由来だそうです。
そしてハロウィンというと、かぼちゃのオバケがシンボルになっていますが、このオバケは「ジャックオゥランタン」といって、ジャックの灯りという意味です。生前、ケチで乱暴者だったためにあの世にも行けない、ジャックという老人の霊がこの灯りを持ち、この世とあの世をウロウロしているという寓話があり、この灯りがいつしか死者の魂のシンボルとなったのです。
この日は、かぼちゃをたっぷり使った「かぼちゃプリン」、それからコウモリ、オバケ、黒猫、かぼちゃの形に抜いたにんじんが入ったサラダで「ハロウィン給食」でした!
子供たちはみな、さまざまな形のにんじんやプリンに「わーっ!おばけだ!」「プリンおいしそう!!」と歓声を上げていました。
特にかぼちゃプリンに関しては、数ある給食メニューの中でも特に好き嫌いが分かれるメニューなのですが、毎年楽しみにしてくれている子もたくさんいるので、今年もデザートはかぼちゃプリンにしました。
今年はおばけのチョコレートものせ、見た目もよりかわいらしく仕上げました。
また、プリンはかぼちゃを大量に使っているので、プリン液を容器に注いでしばらくすると、かぼちゃの成分が沈殿してしまいます。そこで、今年はプリン液を注いだらすぐに釜で蒸せるように、調理員さんが調理工程を考え、給食でできるベストなプリンが出来上がったと思います。
そのため、ここ数年の中で一番「今日のプリン、おいしかったです!!」という感想を多く聞けたように感じます。調理員さんの努力のおかげで、ベストなかぼちゃプリンを提供することができました。
朝早くから、かぼちゃプリン、野菜の型抜き…とフル回転で作業をしていただいた、調理員さんに感謝感謝の1日でした!