うきたの給食 7.10 *郷土料理〜沖縄県〜
- 公開日
- 2020/07/10
- 更新日
- 2020/07/10
学校生活
今日の献立
* くあじゅうしぃ[炊き込みご飯]
* ゴーヤチャンプルー
* イナムドゥチ[沖縄の豚汁]
* パイナップル
* 牛乳
今日の給食1食まるごと沖縄県の郷土料理、ふるさとの味を取り入れました!
沖縄県は、古くから中国や東南アジアなどと交流があったため、食生活でもこれらの国からさまざまな影響を受けてきました。
そんな沖縄料理の特徴は、なんといっても「沖縄料理は豚に始まり豚に終わる」「鳴き声以外は食べつくす」といわれるほど、豚肉中心なところです。沖縄県の豚肉消費量は日本一で、それが県民の長生きの秘訣ともいわれます。
また沖縄県は、豆腐の島とよばれるほど、豆腐も食生活に欠かせない食材です。チャンプルーや揚げ物など、実に多くの料理に使われます。
今日の給食の「くあじゅうしぃ」は、沖縄風の炊き込みごはんです。「じゅうしぃ」とは沖縄県の方言で、具の入ったごはんのことをいいます。豚肉がごろっと入った、うまみたっぷりのごはんです。
チャンプルーとは、沖縄の方言で炒めもののことです。今日は、沖縄県の特産品「ゴーヤ」やもやし、豆腐などを炒めたゴーヤチャンプルーにしました。
汁物の「イナムドゥチ」も、豚バラ肉を使った具だくさんの味噌汁です。「イナ」は「いのしし」、「ムドゥチ」は「もどき」という意味で、もともと豚肉ではなく、イノシシの肉を使っていたところから、この名前がついたそうです。豚肉のうまみがたっぷり出ていて、おいしく仕上がりました。
チャンプルーのゴーヤは、苦手な子も食べやすいように、しっかりとわたをとり、うすめにカットしたものを塩もみし、さらに炒める前に下茹でしたものを使いました。今年は校長先生より「ゴーヤのボツボツを少し削ると、苦みが減るらしい」というお話を聞いたので、なくならない程度にボツボツを少し削ってみました。
そのためか給食後、ゴーヤが苦手だという子から「ゴーヤ食べられたよ!」といううれしい報告をたくさん聞くことができました!
今日も全校的に残菜がとても少なく(完食クラス、あとひと口で完食クラスがたくさんでした!)、特に各クラス、ごはんが人気だったようです。大きい豚バラ肉が届いたので、食べごたえがあり、コクもあって、子供たちも食べやすかったのではないでしょうか。
湿気が多く、じめじめとして過ごしにくい日が続いています。残さずしっかり食べて、夏本番を元気に迎えたいですね!