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うきたの給食 7.1 郷土料理〜京都府〜

公開日
2020/07/06
更新日
2020/07/06

学校生活

今日の献立
* まつぶたずし
* きょうふうみそしる
* みずようかん
* 牛乳




7月初日の給食は、京都府の郷土料理を取り入れました。

「まつぶたずし」は、丹後地方で、お祝いの時に食べられる料理です。「まつぶた」とは、松の木でできたお餅を入れる細長い箱のことで、この容器にお寿司を敷き詰めて作ることから、「まつぶたずし」といいます。ごはんの具に、甘辛く煮たサバのそぼろが入るのが特徴のお寿司です。

「きょうふうみそしる」は、京都でお正月に食べられるお雑煮を、給食向けにアレンジした味噌汁です。京都でよく使われている味噌・白味噌(西京味噌)を使い、具は丸餅の代わりに白玉団子、金時人参の代わりに人参、大根、里芋を入れ、最後に糸削りを加えました。ほんのりと感じる甘みは、白味噌ならではの味わいです。
今日はおだしも昆布とさば節でとり、上品な味に仕上げました。

そして、京都は和菓子も有名なことから、デザートは「みずようかん」です。栄養士も調理員さんも初挑戦のメニューだったので、レシピをいただいた栄養士さんに細かく作り方や手順を聞き、調理員さんともかなり入念に打ち合わせをしました。
もちろん!あんこも小豆から手作りし、口あたりが滑らかになるように、水あめを加えたり、あんこをミキサーにかけたりと、工夫を凝らしたデザートです。


昨日、各クラスに給食当番用の白衣を届けた際、子供たちから「わぁ!白衣だ!明日から当番だ、やった〜」と歓声が上がっていましたが、ようやく当番活動も再開となり、従来の給食のスタイルにぐっと近づいた喜びの気持ちを込め、今日は少し華やかな印象のごはんにしました。


今日はごはんも汁物もデザートも、どれもおいしい!と好評でした。
特に初登場の水ようかんは、あんこが苦手な子は少し厳しい表情を浮かべていましたが、給食後、たくさんの子から「今日のみずようかん、めっちゃおいしかったです!!」「また出してほしい〜」とうれしい感想を聞くことができました。
見た目も涼しく、口当たりのよい水ようかんは、今の時期にぴったりだったようです。


そして、給食時間の流れは新しいスタイルになったものの、2年生以上のみなさんは、すぐに今までのスキルを活かし、上手に配り分けてくれていました。
私は1年生の教室に入り、当番活動のサポートをしましたが、みなさん、先生のお話をよく聞いて、ちょうどいい量を盛り付けてくれていました。陶器のお皿はしっかりと重みがあるので、盛り付け時に落とさないかな…と心配しましたが、こちらの予想に反し、しっかりとお皿を持って、頑張っていました!

給食の受け取りは、廊下を通って密にならないように並び、給食を受け取る流れのため、やはり今までより配膳の時間はかかってしまいますが、子供たちが衛生的に食事時間を過ごせるように、見守っていきたいと思っています。