うきたの給食 2.4 *ドイツ料理
- 公開日
- 2020/02/04
- 更新日
- 2020/02/04
学校生活
今日の献立
* チーズトースト
* てづくりソーセージ
* ザワークラウトふうサラダ
* アイントプフ[農夫のスープ]
* オレンジ
* 牛乳
今日の給食は、ヨーロッパの国「ドイツ」の料理です。ドイツでよく食べられている料理を入れました。
いよいよ2020年、東京オリンピックパラリンピック開催の年ですね。江戸川区では、葛西臨海公園の隣接地に作られた会場で、カヌー(スラローム)が開催されます。
ドイツは、カヌースラロームがとても強い国で、ドイツの選手がカヌースラロームで金メダルをとった数は、なんと世界一だそうです。
そんなドイツの選手がよく食べている料理をあげると、「ソーセージ」と「ザワークラウト」。ドイツは冬の寒さが厳しく、寒さに備えるため「保存食」の文化が発達したといわれています。保存食とは、長期間安全に食べられるように、塩やお酢などを多めに使って加工した食べ物をいいます。ソーセージは豚肉を、ザワークラウトはキャベツを、長く食べられるように生まれた料理です。
ザワークラウトは、ドイツの伝統的な漬物で、キャベツをせん切りにして塩漬けにし、乳酸発酵させて酸味をもたせたものです。そのまま肉料理のつけ合わせにしたり、サンドイッチやホットドッグの具材に用いたりと、ドイツの人々に広く愛されています。
また「アイントプフ」は、ドイツの家庭でよく食べられるスープで、ソーセージやじゃがいも、にんじんなどを煮込んだものです。「鍋の中に投げ込んだ」という意味があります。
今回、ドイツの料理を給食で出すにあたり、本格的な味を目指そうと、伝統的なドイツ料理のお店に訪問し、実際に料理についていろいろなお話をうかがい、レシピを作成しました。
「てづくりソーセージ」については、セージやナツメグなどのスパイスも加え、風味よく仕上げました。調理員さんに事前にカットしていただいたクッキングシートで、1人分量のソーセージを包み、釜で何回かに分けて蒸しました。
さて給食時間、肝心の子供たちの反応はというと…
「ソーセージ、めっちゃおいしいです!」とうれしい感想を聞かせてくれた子がたくさんいました。おかわりの行列ができているクラスも多く、大変なメニューでしたが、調理員さんが一生懸命作ってくれたおかげだなぁとうれしく思いました。
ザワークラウトは酸味がかなり控えめで、本物の味を知ってもらうには、もう少しお酢を増やしてもよかったかも?!と次回への反省点です。
子供たちにも食べやすいようにアレンジしましたが、今日のドイツ料理給食を食べて、日本から遠くはなれたドイツという国を身近に感じてもらえていたらうれしいです。