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うきたの給食 12.19 ぶりの日(12/20)

公開日
2019/12/23
更新日
2019/12/23

学校生活

今日の献立
* ごはん
* ぶりのかぼすあげ
* ほうれんそうとしめじのごまあえ
* たまねぎのみそしる
* きっかみかん
* 牛乳




今日の給食の「ぶりのかぼすあげ」は、宇喜田小初登場のメニューです。
酒とかぼす果汁で下味をつけたぶりの切り身を油で揚げて、上からかぼす果汁入りのさっぱりとしたタレをかけた、おかずです。


ぶりは、みなさんの体をつくる赤色の食材で、漢字で魚偏に「師」と書く魚です。これは旧暦で12月を意味する「師走(しわす)」の頃に、一番脂がのっておいしくなるため、といわれており、冬(11〜2月頃)においしい魚です。
そして明日12月20日は「ぶりの日」ということで、今日はぶりのおかずを入れました。

また、ぶりはよくお祝い事に縁起物として用いられますが、これはぶりが成長する度に名前が変わる、いわゆる「出世(しゅっせ)魚(うお)」であることに由来します。
地方により、その呼び名は異なりますが、関東では成長に伴い「わかし→いなだ→わらさ(はまち)→ぶり」と名前が変わります。

そんなぶりの栄養で注目すべきは…血液中の余分な脂質を減らし、生活習慣病の予防に役立つ DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDの豊富さ!DHAは脳神経を活性化してくれる働きもあるので、記憶力アップのサポートをしてくれる…かもしれませんね。

今の時期においしいぶり、焼いたり、煮たり…おうちでも、ぜひいろいろな調理法でいただきましょう!



給食時間、各教室の様子を見に行くと、「先生、今日の魚すっぱいです…」「このすっぱさは何ですか?レモン?」と、特に低学年で渋い顔をしている子が多かったです…
個人的には、酸っぱい物が大好きというわけでもないのですが、おいしくいただけたので、子供たちはやはり、酸味のある料理に慣れていないのかしら…と感じました。
ですが、なかには「酸っぱいもの好きだから、今日の魚とってもおいしい!」と話してくれる子がいたり、先生方からも「今日の魚、さっぱりしていておいしいね!」とおっしゃっていただけたので、この料理はこの料理で残そうかな…と思っています。

そんなこんなで白いごはんが進んだのか、全校的な残菜はとっても少なかったです。
明日は、一足早く「冬至」の行事食で、ほうとうを出します。お楽しみに!