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学校日記

うきたの給食 12.17

公開日
2019/12/19
更新日
2019/12/19

学校生活

今日の献立
* スイートポテトースト
* ふゆやさいのホワイトシチュー
* シーフードサラダ
* 牛乳




今日の給食の「スイートポテトースト」は、名前のとおり、スイートポテトの生地を、食パンに塗ってトーストした料理です。

スイートポテトは、蒸して裏ごしした(よくつぶした)さつまいもに、バターや牛乳、砂糖を加えてよく練り、小判形に成形し、オーブンで焼いたデザートですが、そもそも「スイートポテト」とは、英語で「さつまいも」のこと。つまり、さつまいも自体のことで、日本以外ではお菓子の名前ではありません。実はスイートポテトは、日本で生まれた洋風のお菓子なんです。

明治時代に、外国からいろいろな食べ物や技術が日本に入ってきました。お菓子の世界でも新しいものが生み出されるようになり、明治時代のお菓子屋さんは、「さつまいもを使って、洋風のお菓子ができないか」と考え、和菓子を作るように、さつまいもをていねいにつぶして、そこに洋風のバターや生クリームを加えてみました。こうして誕生したのが、「スイートポテト」というわけです。

今日の「スイートポテトースト」は、さつまいもを茹でつぶし、バター、牛乳、生クリーム、砂糖を加えてなめらかに練ったものを、食パンに塗りました。何手間もかかるトーストです。今年はよりコクのあるおいしさを求め、生クリームも入れてみました。
大量調理のため、さつまいもを完全に裏ごしするまではできず、少し食感が残るスイートポテトでしたが、さつまいものやさしい甘みとバターや生クリームのコクがおいしいトーストに仕上がりました。

子供たちも給食後、「今日のパン、すっごくおいしかった!」「また出してください!」と話してくれる子が多く、調理員さんが一生懸命作ってくれたスイートポテトーストは、大成功だったようです。残菜もほぼなし、と言っていいくらい、非常に少なかったです。
来年は、さつまいもの茹でつぶし方などを再検討して、なめらかなスイートポテトに仕上げられればいいな、と思っています。