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学校日記

うきたの給食 12.16

公開日
2019/12/17
更新日
2019/12/17

学校生活

今日の献立
* わかめしらすごはん
* ちゃわんむし
* さつまいものてんぷら
* ひじきのサラダ
* きっかみかん(※はやかから変更になっています)
* 牛乳




今日の給食の「ちゃわんむし」は、卵をわってよく溶いたものにだし汁、調味料を加えたものを、大きいバットにそそいで、釜でよく蒸し、上から鶏肉、エビ、たけのこ、かまぼこ、しいたけ、みつばを具に使ったあんかけをかけていただきます。

本来茶碗蒸しとは、湯のみのような高さのあるお茶わんに、具を入れ、卵液を注いで蒸した料理です。給食ではお茶碗を使わず、バットを使ってクラス分を一斉に作っているので、厳密には「茶碗」蒸しではないですが、茶碗蒸し風に仕上げています。クラスで1人分を上手に取り分け、器によそってもらいました。

なんでも茶碗蒸しは、鎖国下にあった江戸時代、例外的に中国との貿易が許されていた長崎にて、生まれた料理ではないかといわれています。長崎の人々は中国の人々と交流があり、彼らから教わった中国料理をアレンジして生まれたといわれています。
そして、日本各地には、茶碗蒸しをさらにアレンジした料理もいくつかあります。例えば、うどんが入った茶碗蒸し「小田巻蒸し」や、豆腐が入った茶碗蒸し「空也(くうや)蒸し」などがあります。これらもとてもおいしそうですよね。

さまざまな具材を使った、各家庭ならではの茶碗蒸しを作ってみるのもおもしろいかもしれませんね。


今日は特に茶碗蒸しが人気で、クラスを回ると「これ最高!」「おいし〜い!!」と話してくれる子が多かったです。例年、あんかけは卵液を蒸したものの上にかけて提供していましたが、それだと1人1人にあんかけが均等に回らない…という意見があり、今年はあんかけは別配にしてもらいました。卵液を蒸したものも、今年は表面がつるんと、見るからにおいしそうに仕上がりました。調理員さんの技術ですね!
先生方からも「今日の茶碗蒸し、おいしいですね!」とたくさんうれしい感想をもらいました。

今学期の給食もあと5日となりました。最後まで安心安全で、子供たちの「おいしい!」の笑顔がこぼれるような、おいしい給食づくりに励みます!!