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学校日記

うきたの給食 12.6

公開日
2019/12/10
更新日
2019/12/10

学校生活

今日の献立
* あおだいずごはん
* とうふのふかふかあげ
* わかめのごまずあえ
* だいこんとぶたにくのしょうがに
* きっかみかん
* 牛乳




今日の給食の「だいこんとぶたにくのしょうがに」は、大根と豚のバラ肉を、生姜がきいた甘辛い煮汁でコトコト煮たおかずです。大根は、お米をとぐ時に出るとぎ汁で茹でてから加えています。こうひと手間かけることで、大根がとてもやわらかく仕上がります。


大根は1年中食べることができますが、特においしいといわれる旬の時期は…「冬」。
おでんや鍋料理など、冬の料理にかかせない野菜の1つです。でもそれだけではなく、味噌汁やサラダ、煮物はもちろん、漬物のたくあんや切干大根、大根おろし、春の七草(すずしろ)、お刺身に盛りつけられたり(つま)と実に幅広く料理に利用されています。

そんな大根は、種類もとても豊富です。日本にはなんと100種類以上もあり、大きさや長さで世界一のだいこんがあります。大きさで世界一なのは、鹿児島県桜島の「桜島大根」。大きいものだと20kg以上もあるそうです!!長さが世界一なのは、大阪府守口市(もりぐちし)で生まれた「守口(もりぐち)大根」。1m以上あり、まるで白いごぼうのような見た目をしています。

実は江戸川区のお隣、江東区亀戸にも、「亀戸大根」という独特の大根があります。今ではほとんど見かけませんが、昔、亀戸のあたりで盛んに栽培されていました。私たちがよくみかける大根と比べて、茎が白く、葉が大きくやわらかいのが特徴です。また白くとがった根は、細く、長さも30cmほどで重さはわずか200g程度、非常に小さい大根です。自動車のない時代、重くて運ぶのが大変な大根は、日本各地でそれぞれの土や気候にあった種類が育てられてきたそうです。

古くから食生活に欠かせない存在だった大根、さまざまな料理法で味わいたいですね!



以前作った時に、豚バラ肉の脂分が多いこと、そして気温も下がってきていることから、給食時間が終わるころには豚肉の脂肪分が固まってしまう…ということがありました。そこで今年は豚バラ肉を下茹でして、余分な脂を落としてから煮物に使用しました。
またおいしさを閉じ込めるために、ごま油で表面をカリッとさせてから煮ました。

給食時間、クラスを回っていると煮物におかわりの行列が出来ているクラスもあり、とてもうれしく思いました。給食後も「今日の煮物、おいしかったです!!」「これ大好きなんですよ〜」と話しかけてくれる子が多く、好評だったようです。

ちなみにちらちらと見える緑色は、大根の葉です。今日は葉付き大根をとり、葉も使用しました。葉の部分は特にカルシウムや鉄分が豊富ですので、葉付き大根が手に入る機会があれば、ぜひこちらも活用してみてください。