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学校日記

うきたの給食 12.5 *ギリシャ料理

公開日
2019/12/05
更新日
2019/12/05

学校生活

今日の献立
* いちごジャムサンド
* ムサカ[ギリシャ風グラタン]
* ホリアティキサラダ[田舎風サラダ]
* レヴィシアスーパ—[ひよこ豆のスープ]
* 牛乳




今日の給食はギリシャでよく食べられている料理を取り入れた「ギリシャ給食」です!

ギリシャは、ヨーロッパのバルカン半島南端に位置する国で、多数の島々から成っています。地中海性気候で温暖なので、オリーブ・ブドウ・オレンジ・麦類などの農業と、羊やヤギなどの牧畜が盛んで、食文化にもその影響があらわれています。
そして、オリンピックが最初に開催された国でもあることもよく知られています。

今日の給食の料理を1つずつ紹介すると、「ムサカ」は、じゃがいも、ミートソース、なす、ベシャメルソース(硬めのホワイトソース)を順番に重ねて焼いた、グラタンのような料理です。給食室でも朝から調理員さんが、じゃがいもを蒸し、なすを油で揚げ、ミートソースとホワイトソースを作り、1つずつきれいに重ねて焼いてくれました。ギリシャ料理の代表格として紹介されることが一番多い料理かもしれません。
「ホリアティキサラダ」は、ギリシャ語で田舎風のサラダという意味で、ヤギや羊のミルクから作る「フェタチーズ」とオリーブが入り、オリーブオイルベースのドレッシングを使うサラダです。ギリシャでは定番のサラダです。
そして「レヴィシアスーパー」、レヴィシアとはひよこ豆、スーパーとはスープのことで、ひよこ豆のスープです。ギリシャでは日頃からよく豆を食べるそうで、乾燥豆で煮込みやサラダをよく作ります。



給食時間クラスを回って、子供たちの反応を見ていると、みなさん「ムサカ」に興味津々!「おいしそう〜!!」「グラタンだ〜!」とうれしそうにしていました。
普段なすが得意でないという子も、食べてみて「このなすは食べられる!」と話してくれたり、一度盛り付けられた量を減らしたものの「食べたらおいしかったから、もらいにきました」とおかわりをしている子も複数いて、ほっとしました。
今年は以前の反省点をふまえ、なすを炒めるのではなく素揚げにし、じゃがいもにも少し塩コショウをし、さらにベシャメルソースとミートソースも味を微調整しました。そのせいもあってか、今年は全校的な残菜も少なく、「おいしい!!」とうれしい感想を聞かせてくれた子もたくさんいて、大成功だったと思います。


給食向けにアレンジしてありますが、今日の給食を食べて、日本から遠くはなれたギリシャという国を、少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです!