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学校日記

うきたの給食 11.11

公開日
2019/11/14
更新日
2019/11/14

学校生活

今日の献立
* ふきよせごはん
* ししゃものカレーあげ
* ほうれんそうのしらすあえ
* じゃがいものみそしる
* りんご
* 牛乳




今日の給食の「ふきよせごはん」は、たくさんの具が入っていて、色とりどりな見た目もおいしそうなごはんです。

「ふきよせ」とは、風がふいて、物を一ヶ所に寄せ集めることをいいます。秋の終わりの冷たい風が、木々の下に落ちた色とりどりの葉っぱを寄せ集めた風景から生まれた料理です。日本ならではの、美しい季節の移り変わりを表しています。

このように、日本には、風景から名前がつけられた料理が多くあり、例えば、給食でも出る「沢煮椀」もその1つです。たくさんのせん切りの具材が入った汁物ですが、この見た目が沢を水が流れる様子のようであることから、名付けられた、という説があります。
それから、意外かもしれませんが、「竜田揚げ」も同じように、風景から名付けられた料理です。竜田揚げは、醤油とみりんでしっかりと下味をつけた食材に、片栗粉をまぶして油で揚げる料理のことをいいますが、その名前は、奈良県を流れる「竜田川」という川にちなんでいます。この竜田川は、もみじがきれいなところとして知られていて、油で揚がった竜田揚げの色が、秋のもみじのように赤く色濃く仕上がることから、その名がついたそうです。

こんな美しい名前の料理がたくさんあるなんて、春夏秋冬、四季のある日本ならではのこと。なんとも風情がありますよね!



今日から、給食委員会のみなさんが各クラスの食べ残しをチェックする「たべのこしゼロ週間」でした。
それに伴い、調理員さんに各クラスの残菜量を計測・集計していただいていますが、どのクラスもいつもよりぐっと残菜の量が少なく、結果として宇喜田小全体の残菜も少なかったです。
「たべのこしゼロ週間」は、決して「無理して完食しよう!」とか「全員が同じ量、残さず食べよう!」と呼びかけるものではありません。クラス全員で協力し合って、食缶を空っぽにするのを目指したり、個々人も、苦手なものにいつもよりひと口頑張って挑戦してみる、そんな1週間にしてほしいと思っています。

明日からも、残菜量の変化が楽しみです!