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学校日記

うきたの給食 4.17 *入学・進級祝い給食

公開日
2019/04/17
更新日
2019/04/17

学校生活

今日の献立
* おせきはん
* ぶりのてりやき
* わふうこまつなサラダ
* えのきのすましじる
* いちご2こ
* 牛乳



今日は朝「1年生を迎える会」がありました。そんな今日の給食は、1年生の入学と、2年生から6年生までのみなさんの進級を祝って、「お赤飯」をたきました。
おめでたいお祝いの席の食事には、お赤飯が出ることが多いですが、この習慣は江戸時代から始まったものだそうです。江戸時代に「疱瘡(ほうそう)」という疫病が大流行して、たくさんの犠牲者が出ました。その被害があまりにひどかったので、人々はその疱瘡を引き起こす、悪い神様「疱瘡神」を喜ばせて、病気を治そうと考えました。その疱瘡神は、赤い色を好むといわれたため、赤一色の本をお供えしたり、部屋中のものに赤色を使ったり、そのなかで赤いお赤飯が食べられるようになります。そしてそのおかげで病気が治った時、厄払いのため、もう一度お赤飯を食べたそうです。病気が治ったお祝いにお赤飯を食べる、この風習が少し形を変えて残り、今につながっているといわれています。

ちなみに給食のお赤飯は、給食ならではの工夫をしています。
おうちでお赤飯を炊くときは、もち米のみを使用することが多いと思いますが、給食ではそれだと喫食時間にはお米同士がぴたっとくっつき、子供たちが配膳するのが難しくなってしまいます…
そこで、給食ではもち米に、ミルキークイーンという粘りのある品種のお米を少し混ぜてたき上げています。そうすることで、もっちりした食感は変わらず、でも教室で配膳はしやすくなります。
お米屋さんに教えていただいた、ちょっとした工夫です!


今日の給食はお赤飯以外にも、成長とともに、名前が変わる「出世魚(しゅっせうお)」として代表的なぶりや、紅白のはんぺんを使い、お祝いにぴったりのおめでたい給食に仕上げました。



今日は5年生の全クラスが、どの料理もほぼ完食でした!ピカピカの食缶を見ると、私も調理員さんもとってもうれしいです!
1年生もたくさんの子が「おせきはんおいしい!」とうれしい感想を聞かせてくれました。
明日の給食もお楽しみに…