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うきたの給食 2.1 *インドネシア料理

公開日
2018/02/01
更新日
2018/02/01

学校生活

今日の献立
* ナシゴレン[インドネシアふうチャーハン]
* ガドガド[ピーナッツソースのサラダ]
* ソトアヤム[チキンスープ]
* バナナ
* 牛乳


今日の給食は、1食まるごと東南アジアの国・インドネシアの料理でまとめました!

インドネシアは「東アジアの島々」という意味で、その名前の通り、1万7千を超える島々からできている国です。赤道を横断し、アジアとオーストラリアの間に位置しています。
そんなインドネシアの食事は、ほとんどの人がお米を主食としています。料理はスパイス多めで濃いめの味付け、油っぽいものが多くみられます。
またインドネシアの食卓には、生の赤とうがらしやにんにく、トマト、えびなどから作る、とても辛い「サンバル」というチリソースが必ず並び、日本の醤油のような感覚で使われます。独特のコクと甘みのある、醤油のような「ケチャップマニス」という調味料もよく使われるそうです。


給食では「ナシゴレン」「ガドガド」「ソトアヤム」を取り入れました。
ナシゴレンは、インドネシア語で「ナシ」はごはん、「ゴレン」は炒めるという意味で、辛味のきいたチャーハンです。具はひき肉やエビ、玉ねぎなどを使い、「サンバル」で味付けをし、目玉焼きを添えるのが本場の作り方ですが、給食では、日本でも手に入りやすい調味料でサンバル風の味を出し、目玉焼きの代わりに、ごはんに炒り卵を混ぜています。
ガドガドは、インドネシア語でごちゃまぜという意味で、ゆでた野菜や厚揚げ、ゆで卵に甘辛いピーナッツソースをかけていただく、サラダの1種です。
ソトアヤムは、インドネシア語で「ソト」はスープ、「アヤム」は鶏肉という意味で、チキンスープのことです。鶏ガラで濃いめのスープをとり、黄色に色づく「ターメリック」というスパイスなどを多めに使った、スパイシーなスープです。
どの料理も本格的な味を目指しつつ、みなさんが食べやすいようにアレンジして作りました。


給食時には、インドネシアがどういう国か、どんな料理を食べているかを紹介するプリントを作成し、各クラスに配布しました。
あるクラスでは、先生がプリントをテレビに大きく映しつつ、インドネシアについてお話をしてくださり、さらに全員でインドネシア語で「こんにちは」を挨拶したりと、とても和やかな雰囲気で給食時間を過ごしてくれていました。
特にナシゴレンは子供たちから人気があり、「これおいしい!」とうれしい感想をたくさん聞くことができました。味付けにナンプラーを使い、子供たちの反応が気になるところでしたが、大好評でほっとしました。

今日の給食を食べて、インドネシアという国を身近に感じてもらえたらうれしいです!