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学校日記

うきたの給食 1.24 *北海道郷土料理

公開日
2018/01/24
更新日
2018/01/24

学校生活

今日の献立
* エスカロップ
* きゅうりとはくさいのかおりづけ
* いしかりじる
* 牛乳

今日1月24日〜30日までの1週間は、「学校給食週間」です。
学校給食週間とは、みなさんに学校給食の意義や役割を知ってもらったり、学校給食について考えてもらう1週間のことで、全国でさまざまな取り組みがおこなわれます。宇喜田小では、この「学校給食週間」で、私たちの住む日本各地のふるさとの味・郷土料理を取り入れた給食を出し、給食にもっと楽しさや親しみを持ってもらいたいと考えています。
(今年度は、ちょうどこの期間にふれあい給食が2日間あるため、郷土料理の提供は3日間となります)

1日目の今日は、北海道の郷土料理として「エスカロップ」「いしかりじる」を給食に取り入れました。

北海道は、日本海・太平洋・オホーツク海と3つの海に囲まれ、さらに土地資源もとても豊かなため、新鮮な魚介類、おいしい農作物と乳製品…とまさに「食の宝庫」の県です。

今日の給食の北海道料理を紹介すると、「エスカロップ」は、「エスカ」ともよばれる、北海道根室市の名物料理です。根室では知らない人はいないといわれています。
ケチャップライスまたはたけのこが入ったバターライスに、とんかつをのせ、デミグラスソースをかけていただく、豪快な料理です。前者は「赤エスカ」、後者は「白エスカ」と呼ばれ、最近では「白エスカ」の方が定番になっているそうです。
1963年ごろに、根室市のレストランのシェフが考案し、そのおいしさに、瞬く間に根室の人々に広まったそうです。そのふしぎな名前は、「エスカロッピーニ」という、東京・新橋のお店(エスカロップを考案したシェフが、もともと働いていたそう)で生まれた、イタリア風の料理からついたといわれています。

「いしかりじる」は、北海道石狩地方の郷土料理です。サケを野菜や豆腐などと一緒に、だし、味噌や醤油で煮込む料理です。石狩川が主要なサケの漁場で、サケをたっぷり使う汁物であることから、「いしかりじる」という名前がついたのだとか。キャベツとじゃがいも、そして最後にバターを加えるのが特徴で、入る材料がやはり北海道らしいですよね。


今日は特に「エスカロップ」が人気でした。デミグラスソースはなんと宇喜田小お手製で、みじん切りにした香味野菜とケチャップ、ワイン、ソースなどをよく煮込み、最後に溶かしバターを加えて作っています。教室を回ると「せんせい、このとんかつとってもおいしいよ!!」と、グーサインを見せてくれる子がたくさんいました。「エスカロップ」「いしかりじる」とともに初登場のメニューでしたが、とても好評でほっとしました!
どの子も、あまり知られていない北海道の味をおいしく知るいい機会になったようです。