今日の献立
＊ しらすチャーハン
＊ レバーとだいずのカリントあげ
＊ わかめチゲスープ
＊ オレンジ
＊ 牛乳


今日の給食の「レバーとだいずのカリントあげ」は、豚レバーと大豆を油でカリッとあげ、甘辛い蜜をからめたおかずです。
カリントとは、お菓子の「かりんとう」のことです。かりんとうは、小麦粉に卵などを加えて練ったものを細長く切って油で揚げ、砂糖蜜をからめた和菓子です。レバーをかりんとうのように、茶色くカリッと揚げ、蜜をからめてあるので「カリント」という名前がついています。

ところで、給食には毎月のようにいろいろなレバーの料理が出ています。これはレバーに、子供たちの成長に欠かせない「鉄」という栄養が豊富に含まれているからなんです。鉄は、おもにみなさんの血液をつくるはたらきをしています。人間は息を吸って、空気から酸素を取り込んでいます。酸素がないと死んでしまいます。
その大事な酸素を、体全体に運んでくれるのが、血液の中の「鉄」なので、鉄が不足すると息苦しくなったり、めまいや貧血が起きたりします。特に成長期にある子供たちは、活動量も多いため、たくさんの鉄が必要です。鉄を多くふくむ食材は、レバーの他に緑黄色野菜などもありますが、体への吸収率としてはやはり豚のレバーが一番です。
レバーが苦手…という子も、できるだけ食べられるようになってもらいたいと思います。


そんな今日のカリント揚げの残菜は…ほぼゼロでした!!うれしいことに「給食のレバー、大好き!!」と話してくれる子がたくさんいて、給食のレバー料理の人気の高さがうかがえました(笑)
チャーハンもスープも、今日は全体的にとてもよく食べてくれていました。初登場のしらすチャーハンも調理員さんの腕によりとてもおいしく仕上がり、大成功でした！