【今日の献立】
＊ スイートポテトースト
＊ ふゆやさいのクリームシチュー
＊ シーフードサラダ
＊ りんご
＊ 牛乳


今日の給食の「スイートポテトースト」は、宇喜田小初登場のメニューです！名前のとおり、スイートポテトの生地を、食パンに塗ってトーストした料理です。
スイートポテトは、蒸して裏ごしした(よくつぶした)さつまいもに、バターや牛乳、砂糖を加えてよく練り、小判形に成形し、オーブンで焼いたデザートですが、そもそも「スイートポテト」とは、英語で「さつまいも」のこと。つまり、さつまいも自体のことで、日本以外ではお菓子の名前ではありません。実はスイートポテトは、日本で生まれた洋風のお菓子なんです。

明治時代に、外国からいろいろな食べ物や技術が日本に入ってきました。お菓子の世界でも新しいものが生み出されるようになり、明治時代のお菓子屋さんは、「さつまいもを使って、洋風のお菓子ができないか」と考え、和菓子を作るように、さつまいもをていねいにつぶして、そこに洋風のバターや生クリームを加えてみました。こうして誕生したのが、「スイートポテト」というわけです。

今日の「スイートポテトースト」は、さつまいもを茹でつぶし、バター、牛乳、砂糖を加えてなめらかに練ったものを、食パンに塗りました。何手間もかかるトーストです。
大量調理のため、さつまいもを裏ごしするまではできず、食感が多少残るスイートポテトでしたが、さつまいものやさしい甘みがおいしいトーストに仕上がりました。
子供たちも給食後、「今日のパン、すっごくおいしかった！」「おかわりしたよ！」と話してくれる子が多く、初のスイートポテトーストは大成功だったようです。
次回は牛乳だけでなく、生クリームを足して、もう少しコクのある仕上がりにしようと今から楽しみにしているところです…(笑)