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学校日記

うきたの給食 11.22 *開校記念日お祝い給食

公開日
2017/11/22
更新日
2017/11/22

学校生活

今日の献立
* おせきはん
* さわらのさいきょうやき
* こんさいのごまあえ
* こうはくはんぺんのすましじる
* べにまどんな
* 牛乳


明後日11月24日は、宇喜田小学校の開校記念日です。
今日はひと足早く、そんな開校記念日のお祝い給食です。お祝いの時に欠かせない料理や、食材をたくさん取り入れました。

「おせきはん」は、モチモチした食感のもち米に、小豆やささげという豆を茹でた汁を加えて、赤く蒸したごはんです。もともとは江戸時代に「疱瘡(ほうそう)」という病気が流行した時に、赤い色の物が好きな疱瘡の神様を喜ばせ、病気を追い払おうとして、お赤飯を食べたそうです。そしてそのおかげで疱瘡が治ると、病気が治ったお祝いとして、もう一度お赤飯を食べたそうです。これがお祝いの時に、お赤飯を食べる風習になったといわれています。
「さわらのさいきょうやき」は、漢字で魚偏に春と書く魚「さわら」を使いました。さわらは、成長とともに名前が変わる「出世魚」と呼ばれる魚です。また春は新しい門出を祝う機会が多いことから、お祝い事には欠かせない魚の1つです。今日は、甘みのある西京味噌を使ったたれに漬け込んで、焼きました。
「こんさいのごまあえ」は、根菜とは根っこを食べる野菜のことで、地に根をはる、という意味で縁起のよい食べ物とされています。ごぼう、にんじんを使いました。またれんこんも、穴が開いていて、先が見通せることから、縁起がよく、お祝い事によく使われます。
そしてすまし汁には、お祝いに合わせて、おめでたい紅白2色のはんぺんを浮かべました。(写真では白一色に見えますが、汁の熱さで淡い紅色がどんどん薄まってしまいました…)

このように、たくさんの縁起のよい食材や料理が詰まった給食でした。
どの料理も残菜は少なく、みんなでおいしく楽しく、宇喜田小の35歳の記念日をお祝いできたようです。


そして11月24日は、宇喜田小の開校記念日であるとともに、1124「いいにほんしょく」の語呂合わせより「和食の日」でもあります。今日のすまし汁は、昆布とかつお節で濃いめのだしをとりました。給食前から廊下におだしのいい香りがただよっていました。
だしを濃いめにとることで、味付けを薄めにしてもおいしく感じるので、使用する調味料の量をぐっと控えることができます。
「和食の日」に際して、本日、和食の基本である「だし」についての資料を配布いたしました。ご家庭でぜひお子さんと、給食や和食のことをお話したり、家族で和食について考える機会にしていただければと思います。