うきたの給食 10.18
- 公開日
- 2017/10/19
- 更新日
- 2017/10/19
学校生活
今日の献立
* とりごぼうごはん
* あげだしどうふ きのこあん
* みそドレサラダ
* のっぺいじる
* 牛乳
今日の給食の「のっぺいじる」、そのおもしろい名前から、どんな汁物かな?と気になっていた人もいたかもしれません。「のっぺい汁」は、日本全国に古くから伝わる郷土料理で、特に島根県、奈良県、新潟県でよく食べられています。
「のっぺい汁」とは、里芋や鶏肉、豆腐、人参、大根などの野菜をきざんで煮た、具だくさんの汁のこと。里芋の粘りによる自然なとろみ、もしくは片栗粉や葛粉などでとろみをつけているのが特徴です。このとろみは、汁を残さない目的でつけられているそうです。
「のっぺい」という名前は、独特のとろみのある汁が、おもちのようであることから、漢字で「濃餅」と書き、ぬらりとした様子を意味する「ぬっぺい」という言葉がなまったものではないかと考えられているそうです。
野菜がたっぷりで、つるりとした口あたりもよいのっぺいじる、残さずいただきましょう!
今日は給食後、担任の先生方から「今日、サラダがとても人気で、いつも野菜が苦手な子たちも『おいしいからおかわりする!』とサラダをおかわりしていましたよ!」「うちのクラスの○○君、いつも野菜が嫌いで必ず減らしに来るんですけど、今日の汁物がすごく気に入ったみたいで、夕飯いらないかも…と言うくらい何回もおかわりしていました」と伺いました。
子供たちの人気メニューや肉料理ではなく、今日のように野菜をたくさん使った献立(しかも和食)でこのようなお話を聞くことはなかなか稀なため、今日はとってもうれしい気持ちになりました。そして、苦手な子が多い「野菜」をおいしく食べてもらえるように、私も定期的に新しいメニューを考えていかなければ…と改めて感じた1日でした。