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学校日記

うきたの給食 10.4 *十五夜

公開日
2017/10/04
更新日
2017/10/04

学校生活

今日の献立
* きんぴらごはん
* やきししゃも
* さといもとあおなのみそしる
* おつきみだんご しろみつがけ
* 牛乳


さて今日は「十五夜」です!十五夜とは、もともと満月のことをいいます。なので、年に12〜13回めぐってくるものです。日本では、明治時代まで「旧暦」という暦が用いられていましたが、満月のなかでも、この旧暦の8月の満月は、1年の中で一番空が澄み渡り、月が明るくて美しいとされていました。

そのため、平安時代から月を見て、愛でる会が催され、江戸時代からは、収穫祭として広く親しまれるようになり、十五夜といえば、旧暦の8月15日をさすようになりました。
この旧暦の8月15日は、現在の暦でいうと、毎年9月中旬から10月の初旬にあたり、今年はそれが今日、10月4日にあたります。名前から、「十五夜」は9月15日の夜と思ってしまいますが、実は違うんですね。

また、十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」といいます。これは、江戸時代から、十五夜に、秋の収穫を感謝する収穫祭が行われていて、お月さまに、この時期にちょうど収穫される、里芋などをお供えしたため、「芋名月」とよばれるようになったそうです。今日はこれにちなんで、里芋を味噌汁の具として使いました。
そして、十五夜…というと「お月見だんご」がよく食べられますが、これは、米などの穀類の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのがはじまりといわれています。今日は給食でも、白い白玉だんごと、お月さまをイメージした黄色い白玉だんごに、白みつをからめたデザートにしました。黄色は、茹でてペースト状にしたかぼちゃを練りこんで出しています。どちらのおだんごも、調理員さんが1個1個ていねいに丸めてくれたものです。


今夜は天気もよさそうで、夜、お月さまを眺めて楽しむのにはもってこいかもしれませんね。給食でも、十五夜気分を味わってもらえていればうれしいです。