うきたの給食 9.28
- 公開日
- 2017/09/28
- 更新日
- 2017/09/28
学校生活
今日の献立
* ツナポテトサンド
* くろみつきなこトースト
* マンハッタンふうクラムチャウダー
* ベーコンときのこのサラダ
* 牛乳
今日の給食の「くろみつきなこトースト」は、宇喜田小初登場のメニューです。
黒蜜は、黒砂糖を溶かし、煮詰めて作ります。給食でも黒砂糖を牛乳で溶かして煮、きなことバターを練り混ぜたものを、食パンに塗って焼きました。
きな粉は大豆から作られる食品で、160〜170度で10〜20分炒った大豆を、冷却してから粉砕したものです。
その黄色い見た目から「黄なる粉(こ)」→「黄な粉」と呼ばれるようになったそうです。ちなみに青大豆から作るきな粉は「うぐいすきな粉」と呼ばれ、淡い緑色をしています。
別名「畑の肉」といわれる、豊富な大豆の栄養を手軽にとることができ、しかも細かく砕かれることで、大豆そのものより消化吸収がよくなっています。原料の大豆の栽培が盛んになった奈良時代には、既に食べられていたようで、僧侶が薬として利用していたともいわれています。
そんなきな粉の栄養は、大豆と同じくたんぱく質が豊富で、主食であるお米に不足しているアミノ酸を多く含んでいるので、米と大豆を一緒に食べることはたんぱく質の栄養価を高める、とても良い組み合わせなんですよ。甘い印象のあるきな粉ですが、それ自体は炒った大豆の味なので、ぜひさまざまな料理に活用してみてください。
今日の「くろみつきなこトースト」は栄養もたっぷりで朝食にもぴったり、ほっとする甘さです。ぜひおうちでも試してみてくださいね!