うきたの給食 9.19
- 公開日
- 2017/09/19
- 更新日
- 2017/09/19
学校生活
今日の献立
* わかめしらすごはん
* あげぎょうざ
* きんぴらサラダ
* かんぴょうのたまごとじ
* なし
* 牛乳
さて来週の月曜日から、6年生は日光移動教室ですね。きっとみなさん、今から心待ちにしていることでしょう。
今日は、そんな移動教室の行く先・栃木県の食について知ってもらおうと、栃木県で広く親しまれている料理や古くから食べられている「郷土料理」として、「ぎょうざ」と「かんぴょうのたまごとじ」を給食に取り入れました。
栃木県の食というと、まず「宇都宮の餃子」がよく知られています。宇都宮の餃子は、中国の餃子が伝わったものだといわれます。宇都宮市内には、餃子専門店と餃子を出す料理店が合わせて約200軒もあり、今や宇都宮市は「餃子の町」としてとても有名になっています。栃木県は、餃子に欠かせないニラの生産量も全国有数で、餃子がよく食べられているのも納得ですね。
そして「かんぴょうのたまごとじ」は、栃木県のふるさとの味を代表する料理です。
かんぴょうは7月から8月にかけて実る、「ユウガオ」という植物の実を細長くむいて、乾燥させたものです。私たちの食卓では、ちらしずしの具や、おでんの餅巾着を結ぶのに使われています。
栃木県の土壌や気候はかんぴょうを育てるのにとても適しており、栃木県はかんぴょうの生産量全国1位!日本の生産量の約90%を占めています。今日の「かんぴょうのたまごとじ」は、地元ではお正月やお祭り、来客の際などに、ごちそうとして作られているそうです。
給食に郷土料理を取り入れる際は、毎回、給食のメニューに適しているか、給食の限られた調理法でおいしくできる料理か、再現度を重視して考えています。
今日は給食後「あげぎょうざ、うまかった〜!!」と、うれしい感想を聞かせてくれる子がたくさんいました。「かんぴょうのたまごとじ」と合わせ、全学年がちょっぴり栃木県の味に触れられたかなと思います。