きょうの給食 9.15
- 公開日
- 2017/09/15
- 更新日
- 2017/09/15
学校生活
今日の献立
* ジャンバラヤ
* わかさぎのチーズフライ
* シーフードサラダ
* きのこのとうにゅうスープ
* 牛乳
今日の給食の「ジャンバラヤ」は、アメリカの南部でよく食べられている料理で、鶏肉やエビ、ハム、トマト、ピーマンなどの具材を使った、スパイシーなたきこみごはんです。
細かくいうと、ジャンバラヤには、唐辛子やスパイスが多めの「ケイジャン風」と、辛みが少なく、まろやかな味の「クレオール風」の2種類があって、給食のジャンバラヤは、ヒリッとからめの「ケイジャン風」で作っています。アメリカ南部に移住した、いろいろな人種の人たちが伝えた料理が合わさってできた料理といわれ、スペインの「パエリア」がもとになっているといわれています。
さまざまな民族が移り住み、それぞれの特色を上手にミックスしながら、独自の文化をきずいてきたアメリカ。そのため、アメリカの食事というと、ビックサイズのハンバーガーとフライドポテトにこれまたビックサイズのコーラ、ステーキ…と、私たちが「ファストフード」や「ジャンクフード」とよんでいるような料理のイメージが強く、「アメリカといえばこの料理!」といった、いわゆる「国民食」は多くありません。
そんななかで、この「ジャンバラヤ」は、アメリカのどこのスーパーでもジャンバラヤミックスのような箱入りの調味料が売っているくらい、みんなに親しまれている家庭料理です。実は有名なポップス歌手が歌った、「ジャンバラヤ」という歌があるほどです。
ヒリッとからくておいしい給食のジャンバラヤを食べて、「アメリカではこういう料理が食べられているのか!」という新しい発見になったらうれしいです。