うきたの給食 5.1
- 公開日
- 2017/05/01
- 更新日
- 2017/05/01
学校生活
今日の献立
* ひじきのまぜごはん
* しんちゃごろものきすのてんぷら
* じゃがいものシャキシャキきんぴら
* とうふとなめこのみそしる
* りんご
* 牛乳
さて今日から5月がはじまりました!子供たちが入学や進級をしてから、早いもので1ヶ月が経ったということですね。今月は宇喜田小の大イベント・運動会もあります。本番を元気100倍で迎えられるように、毎日給食をしっかり食べて、パワーをつけましょう。
今日の給食の「しんちゃごろものきすのてんぷら」は、「きす」という魚に、茶葉(粉と刻み)を混ぜた衣をつけて油で揚げました。
みなさんは「♪夏も近づく 八十八夜(はちじゅうはちや)〜」と歌う『茶つみ』という歌を聞いたことがあるでしょうか。この「八十八夜」とは、一体何のことなのでしょう?
「八十八夜」とは、暦の上で、冬が終わって春が始まるとされる「立春(りっしゅん)」という日から数えて、88日目のことをいいます。毎年5月1日〜3日頃にあたり、今年は明日5月2日が「八十八夜」です。
日本では、昔はこの立春が暦の中心になっていたため、立春を基準に、節分やお彼岸など、さまざまな節目があります。八十八夜もそんな節目の日の1つで、春から夏へ移る境目となる日です。
このころになると、急に霜が降りることもなく、気候が安定してくるため、「八十八夜の別れ霜」や「夏も近づく八十八夜」などといわれ、さらに八十八という字を組み合わせると「米」になることから、さまざまな農作業の目安とされてきました。新茶を摘み取る目安の日ともなっているので、この時期は茶摘みがさかんになり、昔から特に八十八夜に摘んだお茶を飲むと1年間病気をせず、健康に過ごせると大切にされてきました。
今日の給食で使ったのは新茶ではありませんが、お茶を使った天ぷらで、1年の健康を願いました。
明日の八十八夜を前に、今日、音楽の授業があった3年生のクラスでは、ちょうど『茶つみ』の歌を歌ったそうです。また1年生のあるクラスでは、担任の先生に『茶つみ』を歌っていただき、今日の給食にはどうしてお茶を使っているのか、栄養士から簡単にお話をしました。調理員さんが苦さが出ない、ちょうどいい頃合いで茶葉を使ってくれたので、食べやすく、でもお茶のいい香りがする、おいしい天ぷらに仕上がりました。子供たちもよく食べてくれていて、ほっとしました。
明日は「こどもの日」給食です。こちらもお楽しみに!