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学校日記

うきたの給食 4.18

公開日
2017/04/18
更新日
2017/04/18

学校生活

今日の献立
* ピロシキ
* ボルシチ
* スタリーチヌイ
* オレンジ
* 牛乳


今日の給食は、ロシアでよく食べられている料理を取り入れた「ロシア料理給食」です!

宇喜田小では、料理から世界の国々を身近に感じてもらえればと、毎月1回、世界の料理を給食に取り入れています。特にオリパラ教育と連携して、オリンピック・パラリンピックが開かれた国々の料理を、優先的に入れています。

1980年、現在のロシアの首都・モスクワで第22回オリンピックが開かれました。ロシアってどんな国なのか、どんな料理を食べているのかなど、詳しく紹介した掲示物が2階栄養黒板の横に貼ってあるので、ぜひ見てみてください。

さて今日の給食のロシア料理を紹介すると…まず「ピロシキ」。今日のピロシキとボルシチは、日本でもよく名が知られているロシア料理です。ともにロシア料理の代表というより、ロシアという国を代表する料理です。
ピロシキは、パン生地やパイ皮などに、ひき肉・玉ねぎ・春雨・きのこなどを炒めた具を包み、油で揚げたり、オーブンで焼いたりしたものです。私たちには、具入りの揚げたタイプがおなじみですが、実際ロシアでは、焼きピロシキのほうをよく食べるそうです。
具もお肉以外にも、ジャムを入れて甘いピロシキにすることもあるそうです。給食では、朝から中の具を作り、手づくりしたパン生地で1つ1つ具を包み、油で揚げました。

そして「ボルシチ」。「シチ」とはロシア語でスープのことで、世界三大スープの1つともいわれています。肉と野菜を長時間煮込んで、仕上げにサワークリームをかけていただきます。赤い色はトマトと「ビート」という赤くて甘みの強い大根から出た色です。ビートは日本ではあまりなじみがないですが、ロシアでは欠かせない野菜です。給食でも八百屋さんから、生ビートをとって、本格的な味を目指しました。

最後に「スタリーチヌイ」。ロシア風のポテトサラダです。ロシア料理によく使われるマヨネーズのほか、サワークリームを加えるため、コクがあって濃厚な味です。ちなみにロシアの人たちが、1年間で使うマヨネーズの量は…世界第1位だそうです。

給食向けにアレンジしてありますが、今日の給食を食べて、ロシアという国をより身近に感じてもらえたらうれしいです!


2月に給食でピロシキを作りましたが、その時の反省点や改善点を活かし、今日は生地と具の量などを改良しました。生地はやわらかくなり、具を包みやすいだけでなく、油で揚げたら表面カリッ、中はふんわりととってもおいしく仕上がりました。
ボルシチも具の量などを見直したので、スープと具のバランスがよく、よりおいしく仕上げることができました。
給食ではじめて世界の料理を食べた1年生、「今日の給食はこの国の料理だけど、どこの国かわかりますか〜?」と国旗を見せながら質問すると、「ロシア〜!!」と元気な声が返ってきました。
実際に食べてみると…「いままでのきゅうしょくでいちばんおいしい!!」「ピロシキおいしいです!」「どれもおいしくてきょうもぜんぶたべられそう!!」など、うれしい感想をたくさん聞くことができました。全校的な残菜もとても少なく、今日のロシア料理給食はみなさんから花丸をもらうことができたようです。


今日給食を食べることができなかった3・4年生、また別の機会にぜひ出したいと思っているので、待っていてくださいね!