うきたの給食 4.14
- 公開日
- 2017/04/14
- 更新日
- 2017/04/14
学校生活
今日の献立
* おせきはん
* ぶりのてりやき
* わふうこまつなサラダ
* えのきのすましじる
* いちご2こ
* 牛乳
先週の木曜日に新学期がはじまり、新しい学年での学校生活も、もう1週間が過ぎました。そして今朝「1年生を迎える会」がありました。1年生は今日から正式に宇喜田小へ仲間入りです!
そんな今日の給食は、1年生の入学と、2年生から6年生までのみなさんの進級を祝って、「お赤飯」をたきました。入学や卒業、七五三など…おめでたいお祝いの席の食事には、「お赤飯」が出ることが多いですが、なぜおめでたい時には「お赤飯」を食べるんでしょう…?
この「お祝いの席にはお赤飯」の習慣は、江戸時代から始まったものだそうです。江戸時代に「疱瘡(ほうそう)」という疫病が大流行して、たくさんの犠牲者が出ました。その被害があまりにひどかったので、人々はその疱瘡を引き起こす、悪い神様「疱瘡神」を喜ばせて、病気を治そうと考えました。その疱瘡神は、赤い色を好むといわれたため、赤一色の本をお供えしたり、部屋中のものに赤色を使ったり、そのなかで赤い「お赤飯」が食べられるようになります。そしてそのおかげで病気が治った時、厄払いのため、もう一度お赤飯を食べたそうです。病気が治ったお祝いにお赤飯を食べる、この風習が少し形を変えて残り、今につながっているといわれています。
そして、今日の給食はお赤飯以外にも、成長とともに、名前が変わる「出世魚(しゅっせうお)」として代表的なぶりや、紅白のはんぺんを使い、お祝いにぴったりのおめでたい給食に仕上げました。
今日も給食準備の時間から、1年生のクラスにおじゃましました。
粘りがあって配膳しにくいお赤飯、上手によそえるかしら…?!と心配していましたが、どのクラスの当番さんも、ゆっくりながらも一生懸命1人でよそい切ることができました。
また今日の給食の献立と、どうして今日はお赤飯なのかを紹介すると、1年生のみなさんは、「そっか〜!」と納得の表情を浮かべていました。
しかし中には「おせきはんすきじゃない…」という声も。その子には「ひと口はがんばって食べようね!」と声をかけると、頑張ってチャレンジし、結果「おせきはんおいしい!!」とうれしそうに話してくれる子もいました。
「きょうはかんしょくできたよ!」「3にちかんれんぞくでかんしょくしました!」などと話してくれる子もたくさんいて、私もまた来週の給食づくりへのやる気がみなぎりました!!(笑)
来週もロシア料理や、生のたけのこをゆでて使うたけのこごはんなど、おいしい給食が目白押しです!!給食も楽しみの1つにして、元気に登校してきてくださいね。