うきたの給食 3.22
- 公開日
- 2017/03/22
- 更新日
- 2017/03/22
学校生活
≪今日の献立≫
* たいめし
* とうふのまさごあげ
* ほうれんそうのごまあえ
* こうはくはんぺんのすましじる
* せとか
* 牛乳
さて今年度の給食も、今日で最終日。そして6年生の小学校での最後の給食でした。明日はいよいよ卒業式、6年生が宇喜田小を旅立つ日です。
今日の給食は、そんな6年生の卒業にお祝いの気持ちをちりばめた卒業お祝い給食です。
まずは今日一番のポイント!「たいめし」です。みなさんも、なんとなく「鯛はおめでたい魚」、というイメージがあるかもしれません。なぜ鯛はおめでたいことに使われるかというと、その名前に理由があります。鯛はおめで「たい」!この語呂合わせと、あでやかな朱色の身、そして端正な形がおめでたく、お祝い事には欠かせない食材です。高級魚としてもしられる「鯛」ですが、今日は豪勢に、真鯛の角切りを塩焼きにし、ごはんに混ぜ込みました。なんとお魚屋さんが、鯛のアラもつけてくれたので、こちらも塩をふって焼き、だしをとって(写真上)、炊飯時に使用しました。おうちなどでは、焼いたアラをそのまま加えてごはんを炊くことが多いですが、給食では骨などの混入を避けたいので、この方法をとっています。
鯛の風味がたっぷりの、豪華なごはんに仕上がりました。
次に「とうふのまさごあげ」。「真砂(まさご)」とは、数が多いことのたとえで、たくさんの食材を使った料理の名前に使われます。そのためか、よくお祝いの料理として登場します。今日のまさごあげは、潰した豆腐をメインに、エビすり身、鶏ひき肉、野菜やひじきなど多くの食材を混ぜ合わせて、丸く成形して油で揚げたおかずです。
そして、すまし汁には、おめでたい紅白のはんぺんを浮かべました。
デザートは、3年生のみかんの出前授業でも登場した、高級柑橘「せとか」です!とっても甘くてジューシーな果汁と、トロ〜リととろける果肉で、別名「柑橘の大トロ」ともいわれる種類です。
今日は給食時間が始まる前から「今日の給食、たいめしですよね!!」と楽しみにしてくれている子が多かったです。(校長先生曰く、校長先生が1年生に「今日の給食は鯛めしですよ!」と声をかけたら「え、今日はタイ料理なんですか?!」と答えたとのことで…(笑) 毎月の世界の料理給食が定着している証拠かなとうれしく思いました。)
そして給食後は、子供たちだけでなく、先生方からも「今日の鯛めし、おいしかったね〜!!」「すごくいい味だったね」とたくさんお褒めの言葉をいただきました。アラの力、恐るべし!!ですね(笑) 本当にうまみたっぷりのいいお味でした。
6年生、小学校最後の給食はいかがだったでしょうか。食べることは、生き物の命をいただいて、自分の体と心をつくっていくことです。中学校でも、食べることを大切に、そして自分の命を大切に、元気に過ごしてくださいね!