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学校日記

うきたの給食 3.14

公開日
2017/03/14
更新日
2017/03/14

学校生活

今日の献立
* さけのバターしょうゆごはん
* あげだしどうふ たまごあん
* はくさいのかおりづけ
* なめこのみそしる
* 牛乳


今日の給食の「サケのバターしょうゆごはん」は、醤油やみりんなどの調味料で漬け込んで焼いた、サケの切身と、溶かしバターをごはんに混ぜ込みました。
サケは川で生まれ、成長するにしたがって海へと移動し、海で数年過ごした後、産卵のため、また生まれた川へと戻ってくる習性があります。まるで旅人のような一生ですよね。その移動距離は、4年間でなんと1万6000キロメートルにもなるといわれています。すごい距離ですね!

サケは、縄文時代の昔から日本人が食べてきた魚です。秋はサケの産卵の季節で、川をのぼるサケの群れは、川の沿岸にすむ人々の食を潤してきました。北海道に昔から暮らすアイヌの人々は、サケを「神様の魚」として大切にしてきたそうです。
サケ漁が盛んな地域では、サケにまつわる民話が多く残っていて、そのほとんどが、サケの王様が卵を産むために川にのぼってくる日は、漁を休まないと悪いことがおこるというものです。これは、人間のエゴでサケをとりすぎないで、大事に守っていこうという先人のメッセージではないかと思います。

ところで、サケって白身魚だって知っていますか?
実は、サケの身のピンク色は、食べたエサによるもの。はじめからピンク色なのではなく、赤い色素(アスタキサンチン)を持ったプランクトンを食べることで、身にその色素が蓄積していき、身が赤っぽくなっていくのです。なので、サケが川に戻ってきて卵を産むころには、エサの栄養が卵に移るので、身は少しずつ白っぽくなっていくそうですよ。


今日は6年生のバイキング給食2日目で、給食時間中に教室を回ることができませんでしたが、給食後、多くの先生方から「今日の給食、どれもおいしかったね!」「今日のごはん、すごくおいしかったよ〜」とたくさんお褒めの言葉をいただきました。
実はこのごはんは、先輩の栄養士さんに教えていただいたもので、私も大好きな料理です。サケを漬け汁ごと焼くこと、バターは最後に溶かしたものを加えること、それからきざみのりがポイントです。
前回もよく食べてくれていましたが、今日も食缶が空っぽのクラスが多かったです。
またレシピを掲載できればと思っているので、その際はぜひおうちで作ってみてください!