ボッチャ体験
- 公開日
- 2017/03/01
- 更新日
- 2017/03/01
学校生活
2月28日(火)快晴【窓28・室21】
葛西駅で空を見上げると青空が広がっていました。午前中、グリーンパレスまで出張があり、気持の良い空を見上げながら自転車を進めました。
〇オリパラ教育『ボッチャ教室』
出張から戻ると体育館から大歓声がきこえてきました。急いで行くと競技の練習をしていました。
この授業のねらいは、『パラリンピック種目であるボッチャ体験を通じ、多様性を尊重し、障害者を理解する心のバリアフリーを子供たちに浸透できるようにする』です。
そもそも『ボッチャ』とはどのようなスポーツなのでしょう。
『ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプス)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。
競技は男女の区別なくBC1〜BC4のクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。』〜一般社団法人 日本ユニバーサルボッチャ連盟HPより引用〜
講師の先生は
【渡辺美佐子先生】
ロンドンパラリンピック ボッチャ日本代表ヘッドコーチ。現在は一般社団法人 日本ユニバーサルボッチャ連盟の常務理事としてボッチャ競技の普及啓発に努めています。
【秋元妙美先生】
ロンドンパラリンピック日本代表選手。仮死状態で生まれ、脳性麻痺になりました。障害により投げて競技は出来ないため、足で蹴るプレーをしました。ロンドン大会を最後に競技を引退し、現在は日本ユニバーサルボッチャ連盟の理事として、渡辺先生と共に普及啓発に努めています。また、社会福祉士の資格を持ち、ご自身が障害当事者でありながら自立した生活をしている経験を踏まえ、障害者の自立支援についての活動も行っています。
【感想】
私は、どんなに優しく投げたり強く投げたりしても輪に入らなかったのに秋元先生が試合のお手本をした時、一発で白いボールに当てられたので、私は目が飛びそうなくらい驚き『すごい』とたくさん言いました。これからも体が不自由な人を助けてあげたりしたいです。私は、秋元先生と渡辺先生が一緒に練習しているところが頭に浮かびました。また、宇喜田小に是非来て下さい。
【お礼の言葉】
今日は、渡辺先生、秋元先生、宇喜田小学校にお越しいただきありがとうございます。私は、パラリンピックの種目にボッチャがあることを初めて知りました。実際にやってみて、こんなに楽しい競技だとは思いませんでした。とても楽しかったです。また、ボッチャを体験したいです。そして、2020年の東京パラリンピックでボッチャを応援したいです。渡辺先生、秋元先生、今日は本当にありがとうございました。
3.4年生が興味関心を持ってくれました。宇喜田小学校の特色の一つに『ボッチャ』を加えていきたいと思います。