うきたの給食 2.21
- 公開日
- 2017/02/21
- 更新日
- 2017/02/21
学校生活
今日の献立
* たこめし
* じゃこてん(←写真はじゃこてんを小判形に成形しているところです)
* ピーナッツあえ
* いもだんごじる
* きよみオレンジ
* 牛乳
今日の給食は、日本の郷土料理を取り入れた給食です!その地方に古くから伝わる、その地方ならではの料理を「郷土料理」といいます。今月は、愛媛県の郷土料理です。
愛媛県は、瀬戸内海と宇和海という2つの海に面している、四国地方の北西部から北中部に位置する県です。海と山の美しい自然に囲まれ、年間を通して温暖で雨の少ないおだやかな気候に恵まれています。みかんやキウイフルーツなどの果物や、養殖真鯛などが特産物です。
では今日の給食に出した、2つの愛媛県の郷土料理を紹介します。
まず「たこめし」。「たこめし」は、ぶつ切りにしたたこをお米といっしょに炊き込んだごはんです。瀬戸内海でとれたたこは、やわらかくて、特に味がよくなる春から夏にかけてがおいしい料理です。もともと地元の漁師たちが、船の上でとれたてのたこを切って、ごはんに炊き込んだことがはじまりといわれています。
つぎに「じゃこてん」。じゃこ天とは、宇和海でとれるそのままでは食べない小魚「雑魚(ざこ)」を、皮や骨ごとすり身にし、小判型に成形して油で揚げた練り物です。そのため食感は硬く、ジャリジャリしているそうです。愛媛県民なら知らない人はいない、といわれるほど、愛媛県を代表する味なんだとか。本場では、ホタルジャコという小魚や小さいアジを使うそうですが、給食では手に入りやすいアジとイワシのすり身を使いました。さらに、よくつぶした豆腐やみじん切りにした玉ねぎなどを加え、給食向けにアレンジしています。
今日は学校評議員会の中で、給食会食会の時間がありました。お客様方からはみな「おいしかった」とのうれしいお言葉をいただき、また明日からの給食づくりの励みになりました。ありがとうございます。
子供たちも「たこめし」と「じゃこてん」の2つの愛媛県の味を「おいしい!」「おかわりしたい!」と笑顔で頬張っていました。