うきたの給食 1.11
- 公開日
- 2017/01/11
- 更新日
- 2017/01/11
学校生活
今日の献立
* ななくさごはん
* ぶりのてりやき
* さんしょくなます ゆずふうみ
* かきたまじる
* ぽんかん(納品の都合により、べにまどんなから変更になっています)
* 牛乳
楽しかった冬休みが終わり、昨日から3学期が始まりました。そして今日から給食もスタートです!
みなさんの冬休みの間の食生活はどうだったでしょうか。年末や年始など、ごちそうが出る機会も多く、ついつい食べすぎてしまった…という人もいるかもしれませんね。持久走週間も始まったので、朝ごはんも欠かさずしっかり食べ、たくさん運動をし、3学期も元気に過ごしてもらいたいと思います。
ところでみなさんは、1月7日に「七草粥」を食べたでしょうか?日本には、古くから1月7日に「春の七草」を入れたおかゆ「七草粥」をいただく風習があります。「春の七草」とは、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類の野草のことです。ちなみに、なずなはいわゆる「ぺんぺん草」のこと、すずなはかぶ、すずしろは大根のことです。
実はこの「七草粥」の風習は、中国から伝わり、平安時代に始まったものといわれています。もともと中国では、1月7日に、7種類の若菜を入れた汁物を食べ、1年間の無病息災を願っていたそうです。
そして日本にはもともと、年始に若菜を摘み、自然界から新しい生命力をいただく「若草摘み」という風習がありました。中国から伝わった風習と、日本のこの「若草摘み」の風習が結びついて、「七草粥」の風習となり、平安時代には行事として、七草粥をいただくようになったそうです。
今日の給食の「ななくさごはん」は、春の七草のうち、せり、すずなとすずしろの葉を、甘辛く炒め煮にしてじゃこと合わせ、ふりかけ状にしたものを、ごはんに混ぜ込みました。また、おめでたい時によく使われるお魚「ぶり」のてりやきや、お正月料理の定番「なます」を献立に入れ、新しい年をお祝いする給食にしました。
給食後、5年生に「先生、今日のななくさごはん、せり・すずな・すずしろしか入っていないから、『ななくさ』じゃないですよね!!」と厳しいご指摘を受けました…(笑) 確かに『三草』ごはんですね…
5年生には、この3種類以外は大量に手に入りにくいこと(7日も過ぎていますし)をお話しましたが、来年からは「ななくさ『ふう』ごはん」にしなければいけないかもしれませんね(笑)
味はとても食べやすく仕上がっていたので、ほとんど残菜はありませんでした!
今学期も、衛生的で安心安全な給食はもちろん、子供たちの心身の栄養になるようなおいしくて工夫ある給食づくりに励んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。