うきたの給食 12.15
- 公開日
- 2016/12/15
- 更新日
- 2016/12/15
学校生活
今日の献立
* てんかかごはん
* さわらのゆうあんやき
* わふうこまつなサラダ
* かぶのごまみそしる
* りんご
* 牛乳
今日の給食の「てんかかごはん」は、天かすとおかか、たくあん、塩昆布、桜海老を使った、具だくさんのごはんです。ミネラルが豊富でうまみもたっぷり、どこかお好み焼きのような味がするごはんです。コクがあって食が進む味付けなので、おにぎりにもオススメのごはんです。
また、「さわらのゆうあんやき」は、鰆を醤油とみりん、酒、ゆず果汁を合わせたタレにつけこんで焼き、さらに上からゆず果汁を加えた少し甘辛いあんをかけた料理です。
「ゆうあんやき」という名前は、江戸時代、食通で知られた、北村幽庵(ゆうあん)という人が考えた料理法であることからついた、といわれています。
ゆずは、料理の引き立て役として、香りや酸味を楽しむ果物です。しぼってポン酢に使ったり、きざんだ皮を漬物に添えたり、ジャムにしたり、ゆず胡椒やゆず味噌などの調味料にも使ったりします。
ゆずは、からだの調子をととのえてくれる緑色の食材で、特に「ビタミンC」という栄養がたっぷり含まれているので、かぜ予防にもなります。
また、ゆずは食べるだけでなく、お風呂でも活躍します!毎年、12月22日あたりにやってくる、1年でもっとも夜が長い日のことを「冬至」といいます。この冬至には、昔からゆずを丸ごといくつも浮かべた「ゆず湯」に入る習慣があり、ゆず湯に入ると、1年中、かぜをひかないといわれています。ゆず湯に入ると、血管を広げて、血液の流れをよくするはたらきがあるそうで、寒い冬でもぽかぽかあたたまって、おふとんに入ることができます。
この時期は、スーパーでもよく見かけるゆず。ちょうど今、おいしい「旬」の時期を迎えています。冬ならではのさわやかな香りを、料理に、お風呂に使ってみてくださいね!
しっかりとゆずの風味をつけてしまうと苦みも出てきてしまうので、少し苦手と感じる子もいるかもしれない…と、ほんのりゆずが香る程度に仕上げました。
そんな中、クラスを回っていたら「先生、なんかこのお魚、ゆずの香りがする!!」とうれしい発見をしてくれた子が何人かいました。
また、1年生の男の子が、「先生、保育園の時はお魚が嫌いだったんだけど、宇喜田小で食べたらおいしくて、お魚が好きになったよ!」と話してくれました。…本当に栄養士冥利につきる一言で、とてもうれしかったです!!
これからも、どんどん魚料理のレパートリーを増やしていきたいと思っています。