中断から成長
- 公開日
- 2016/12/16
- 更新日
- 2016/12/16
学校生活
12月15日(木)はれ【窓32・室23】
〇迷惑
昼休みに、『校長・副校長面接』を行っています。今日までの面談の中で児童が学校が楽しくなくなる理由として一番にあげているのが、授業の中断です。
・大きな声を出す。
・忘れ物をする。
・立ち歩く。
・落ち着かない。
・授業に遅れてくる。
そこで、2.3時間目に算数の授業を参観することにしました。
『5年生』
今日は、テストです。テストの前に先生から図形問題の解説がはじまりました。間違えやすい問題を児童が説明し、先生が解説します。その時、教室の扉が開き一瞬、授業が中断しました。教室に遅れて入ってきた児童がいました。理由を聞くと忘れ物をしたので取りに行っていたそうです。
遅れてきた児童が、持ち物をしっかり確認していれば、また教室に入るマナーが身に付いていれば授業が中断することもなく、そして図形の解説を聞くことが出来たのです。
その後、さすが5年生。テストは集中して取り組んでいました。
『4年生』
いきなり教室に奇声を上げての入室。チャイムの後に平気で入室。下敷き、マーカーの忘れ。これでは、授業が中断してしまいます。
その後、中断させた児童は、教室の空気を感じたのか緊張感が充満しだしました。
先生の話に正対し問題を読み解き、『発表ボード』を活用した『学び合い』がはじまりました。1時間、6年生の教室にいるような授業になりました。
一部児童の身勝手な我がまま、甘え行為がなくなると、その児童も他の児童も、より楽しい授業になることを体感することになった授業となりました。終業式に『楽しい学校』についてわかりやすく話したいと思います。