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学校日記

うきたの給食 12.12

公開日
2016/12/12
更新日
2016/12/12

学校生活

今日の献立
* あおだいずごはん
* とうふのふかふかあげ
* わかめのごまずあえ
* だいこんとぶたにくのしょうがに
* 牛乳


今日の給食の「だいこんとぶたにくのしょうがに」は、大根と豚バラ肉を、生姜がきいた煮汁でじっくり煮たおかずです。大根は、お米をとぐ時に出るとぎ汁で茹でてから加えています。こうすると、大根がとてもやわらかく仕上がるんですよ。

大根は1年中食べることができますが、特においしいといわれる旬の時期は…冬!おでんや鍋料理など、冬のメニューにかかせない野菜の1つです。
冬のメニューだけでなく、大根はさまざまな料理に登場する野菜です。例えば、味噌汁やサラダ、煮物はもちろん、漬物のたくあんや切干大根、大根おろし。春の七草の1つ「すずしろ」も大根のことですし、お刺身に盛りつけられている「つま」も大根です。

そんな大根は、種類もとても豊富です。日本にはなんと100種類以上もあり、大きさや長さで世界一のだいこんがあります。大きさで世界一なのは、鹿児島県桜島の「桜島大根」。大きいものだと20kg以上もあるそうです!!長さが世界一なのは、大阪府守口市(もりぐちし)で生まれた「守口(もりぐち)大根」。1m以上あり、まるで白いごぼうのような見た目をしています。
実は、私たちの住む江戸川区のお隣、江東区亀戸にも、「亀戸大根」という独特のだいこんがあります。今ではほとんど見かけなくなりましたが、昔、亀戸のあたりでとても盛んに栽培されていました。私たちがよくみかける大根と比べて、茎が白く、葉が大きくやわらかいのが特徴です。また白くとがった根は、細く、長さも30cmほどで重さはわずか200g程度、日本一小さい大根です。自動車のない時代、重くて運ぶのが大変な大根は、日本各地でそれぞれの土や気候にあった種類が育てられてきたそうです。
古くから食生活に欠かせない存在だった大根、さまざまな料理法で味わいたいですね!

今日は給食後に「先生、今日の大根のやつ、めちゃくちゃおいしかった!」とか「卒業までにあと3回くらい食べたい!」と話してくれる6年生もいました。調理員さんが丁寧に、おいしく作ってくれたおかげで、本当にありがたいことです。
ちなみにちらちらと見える緑色は、大根の葉です。今日は葉付き大根をとり、葉も使用しました。葉の部分は特にカルシウムや鉄分が豊富ですので、葉付き大根が手に入る機会があれば、ぜひこちらも活用してみてください。