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学校日記

清一

公開日
2016/12/08
更新日
2016/12/08

学校生活

12月8日(木)快晴【窓17・室18】
〇清新第一中学校
 12月2日と昨日、清新第一中学校で行われた3年生模擬面接に面接官として参加しました。先月、面接官の要請がありました。3年前、清新第一中学校で社会科の研究授業を行った際、参観しないかと校長先生に声をかけてもらいました。私は、社会科が専門の中学校籍なので喜んで中学1年の授業を参観させてもらいました。その後の研究協議会にも参加したので、1年生の授業での態度を今でも鮮明に覚えています。授業態度は前向きで積極的な発言が目立ち、3年後がとても楽しみな生徒に思えました。その1年生が3年生になりました。清新第一中学校で3年間を過ごすと、生徒はどう変容するのか、興味を持ちながら出かけました。
 2日間で30名の生徒と面接をしました。面接を終えた印象は、『素晴らしい』の一言です。
 模擬面接の目的は、3つありました。
・進路決定にかかわる選考面接の受験に向けて、被面接者としての基本的なマナーと態度を見に付けさせる。
・選抜試験に臨む意識を高める。
・3年間の中学校生活をふりかえらせ、新しいステージでの生活へ抱負を持つようにさせる。
 私は、この3点の中で、特に最後の『3年間の中学校生活をふりかえらせ、新しいステージでの生活へ抱負を持つようにさせる。』にポイントを絞り生徒の言葉を引き出しました。面接をしながら『紳士・淑女』という言葉が頭に浮かぶほど、30名全員が服装、姿勢、言葉遣い等、さわやかな印象を受け、清新第一中学校が『楽しい・大好き』という思いが面接官に伝わってきました。宇喜田小の校長である私は、本校の教育に生かせるものを、この面談を通して探りました。そこで、次の2つの質問を必ずすることにしました。
・あいさつはなぜ必要なのか…。
・読書を後輩にすすめるとしたら…。
『あいさつは、人と人とが心を通わせる、一番シンプルなものです。』
『あいさつは、交わすことで笑顔が生まれます。』
『あいさつは、信頼のあかしです。』
『朝読書の時間だけでしたけど1ケ月に平均、5冊は読みました。』
『作者の気持ちになって読む事です。』
『主人公の気持ちが読む人によって変わるからおもしろい。』
『テレビや映画からではなく本が最初です。』
『映像では見ていません。』
『本屋さんに行って、読みたい本を探すのが楽しい。』
『百田尚樹さんの「永遠の0」(えいえんのゼロ)を紹介します。戦争は嫌ですけど、命の大切さを教えてくれます。』
 
 面接を終えて、宇喜田小学校でやるべきことを再認識することが出来、今朝、主幹会議で報告しました。