うきたの給食 12.2
- 公開日
- 2016/12/02
- 更新日
- 2016/12/02
学校生活
今日の献立
* シーフードピラフ
* レバーとポテトのマリアナソース
* きのことはくさいのとうにゅうスープ
* べにまどんな
* 牛乳
今日の給食のデザートは、「べにまどんな」という果物でした。
オレンジのような見た目ですが、オレンジではありません!
昨日、栄養黒板を書いていた、給食委員の6年生にも「先生、べにまどんなってなんですか?」と聞かれましたが、べにまどんなはみかんのなかま「かんきつ類」の1つです。
べにまどんなという名前からは、オレンジやグレープフルーツなどと同じで、海外で生まれた果物かと思ってしまいますが、実は日本の愛媛県で生まれた果物なんです!
そして、今日検食の際に校長先生に「今日の果物は、べにまどんなというおいしい柑橘類ですよ」とお話したところ、「どうしてまどんなって名前なの?」と質問がありました。…残念ながら分からなかったため、調べてみました。
「マドンナ」とは、イタリア語で「貴婦人」という意味で、日本では、多くの男性のあこがれの存在となる、美しい女性のことを「マドンナ」といったりしますね。
夏目漱石が書いた、『坊ちゃん』というとても有名な物語がありますが、このお話の舞台となったのが、愛媛県松山市というところで、お話の中には、色が白く、おしゃれで、背の高い美人の女性として「マドンナ」が登場します。
べにまどんなは、愛媛県生まれであり、そして、やわらかくとっても甘くてジューシー、ゼリーのようにプルプルの食感の、あまりのおいしさから、皆のあこがれの存在である「マドンナ」という名前がついたそうです。
「南香(なんこう)」と「天草(てんぐさ)」という種類のかんきつ類を、かけ合わせて生まれた、新しいかんきつ類で、実はまだあまり出回っていない、貴重で、高価な果物なんです!今日は、八百屋さんのご厚意で、とてもおいしい「べにまどんな」が届きました。
みかんとの違いやそのおいしさ、よーく味わってもらえたでしょうか。
前述した6年生は「今日のべにまどんな、おいしくってとっても好評でしたよ!」と話してくれました。よかったです。