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学校日記

うきたの給食 11.16

公開日
2016/11/16
更新日
2016/11/16

学校生活

【今日の献立】
* はいがぱん てづくりりんごジャム
* シュニッツェル
* ザワークラウトふうサラダ
* アイントプフ
* 牛乳


今日の給食は、毎月恒例・世界の料理の日です。今月は、ドイツでよく食べられている料理を取り入れた「ドイツ給食」です!

1972年に、ドイツのミュンヘンで第20回オリンピックが開催されました。
ドイツは、ヨーロッパの中央に位置する国で、南のミュンヘンですら、北海道札幌市より北に位置するので、ドイツの冬は寒さが厳しくて長く、作物があまりとれないため、野菜や肉の保存食が発達してきました。
キャベツの塩漬け「ザワークラウト」やソーセージは、そのいい例です。
また保存用に塩漬けにしたり、燻製にした豚肉や牛肉を使った煮込み料理は、古くから親しまれ、今日の給食の「アイントプフ」などが代表的です。主食はライ麦を使った、少し酸味のある黒パンやドイツ料理の中心的な食材である、じゃがいもがよく食べられています。

では今日の給食の料理を1つずつ紹介すると…
シュニッツェルは、ドイツやオーストリアで作られる、薄切りの牛肉や豚肉に、細かいパン粉をまぶして揚げた料理です。給食でも極薄切りの豚肉をとり、普通のパン粉をよーく細かくつぶしてから使いました。
ザワークラウトは、ドイツの伝統的な漬け物で、せん切りのキャベツを塩漬けにし、酸っぱくなるまで発酵させたものです。肉料理の付け合わせやサンドイッチなどに使われ、ドイツ料理には欠かせません。給食では発酵の時間がとれないので、酢とレモン汁を使って、ザワークラウト風の味に仕上げました。
アイントプフは、ドイツでは「農夫のスープ」ともよばれている、ソーセージやにんじん、じゃがいもなどさまざまな野菜を煮込んだ、ドイツの家庭的なスープ料理です。

どれも給食向けにアレンジしてありますが、今日の給食を食べて、日本から遠くはなれたドイツという国を、少しでも身近に感じてもらえていたらうれしいです!