うきたの給食 11.1
- 公開日
- 2016/11/02
- 更新日
- 2016/11/02
学校生活
今日の献立
* こうやどうふのたまごとじどん
* くきわかめとれんこんのきんぴら
* きのこのおろしじる
* りんご
* 牛乳
さて今日から11月ですね。ぐっと気温も下がり、あたたかい料理がうれしい季節になってきました。
今日の「こうやどうふのたまごとじどん」は、鶏肉と「高野豆腐」を、玉ねぎなどと一緒に煮て、卵液でとじたものをごはんの上にかけていただきます。
「高野豆腐」は、その名前からわかるように豆腐の1種です。硬めに作った豆腐を小さく切って凍らせ、脱水乾燥させたもので、「凍り豆腐」や「しみ豆腐」という名前でも知られています。
日本で古くから食べられてきた、伝統食品ですが、その起源は名前の由来ともなっている、現在の和歌山県にある高野山でのこと。
僧侶は基本的に、お肉を一切使わず、野菜や海藻を材料にした「精進料理」を食べていますが、鎌倉時代、その「精進料理」の1つとして食べていた豆腐が、冬の厳しい寒さで凍ってしまいました。僧侶たちが、翌朝それを溶かして食べたところ、食感がおもしろく、おいしいというので食べられるようになり、保存がきくことも喜ばれ、江戸時代の頃から次第に全国に広がっていきました。名前も当時は氷豆腐とよばれていましたが、高野山で作られる豆腐ということから、「高野豆腐」とよばれるようになったそうです。
そしてその栄養は、豆腐の持つ栄養が凝縮されており、体をつくるたんぱく質が豊富で、骨や歯をつくるカルシウムや、健康な血液をつくる鉄分なども多く含まれています。よく水分を吸うので、だしでふっくら煮るのがとってもおいしく、特にオススメの食べ方です!
今日はおだしと醤油、みりんなどで少しに甘辛く煮て、たまごでとじてみました。宇喜田小ならではの作り方で、しっかりと火は通っているものの、たまごはふんわりやわらかく、ジューシーに仕上がります。
自分でも納得のいくおいしさでしたが、全校的に残菜も少なく、とてもうれしく思いました。
明日はてづくりパンです!お楽しみに。