うきたの給食 10.27
- 公開日
- 2016/10/27
- 更新日
- 2016/10/27
学校生活
今日の献立
* シャンハイやきそば
* スーラータン(酸辣湯)
* だいがくまめいも
* 牛乳
今日の給食の「シャンハイやきそば」は、中国の上海市内のいたる所で食べることができる、上海の名物料理「上海炒麺(シャンハイチャオメン)」を給食向けにアレンジしたものです。
本場の中国・上海では、うどんより細く、そばより太いもちもちした麺を炒め、濃い色で、砂糖が入っている「老油(ラオユ)」という、とろみのある甘口の醤油で味付けします。給食では、手に入りやすいオイスターソースという中国の調味料と、日本の醤油で、その味に近付けています。
中国料理は、北京、上海、広東、四川と大きく4つに分けられ、なかでも上海料理は中国で最も長い川・長江の下流周辺の地域の料理をいいます。
上海のあたりは、古くから「魚米の郷(ぎょまいのさと)」とよばれ、魚介類と農作物が豊富なことで知られています。湖や沼が多く、東シナ海も近いので魚やカニ、エビがたくさんとれ、中国でも代表的な米どころでもあります。
また国際都市である上海は、酒や醤油、黒酢などをふんだんに使った伝統的な味に、ヨーロッパなど外国の新しい味が組み合わさった料理も多いのが特徴です。
そんな上海料理の中で有名なのが、上海蟹と小龍包(ショウロンポウ)!上海蟹は川でとれるカニで、蒸したり茹でて食べるのが一般的です。
小龍包は、上海では朝食やおやつとして日常的に食べられ、私たちにもおなじみの熱々のスープ入りの蒸したもののほか、焼いたものなど種類も豊富です。いつか本場で味わってみたいですね!
ちなみに、今日のスープの「スーラータン(酸辣湯)」は中国・北京料理の1つで、お酢の酸味と、ラー油の辛みがあり、そして細く切った食材が特徴の、とろみのあるたまごスープです。
シャンハイやきそばは、配食の段階で、1クラスあたり割としっかりと量があったので、残菜が少し不安でしたが、「このやきそばおいしいね!」という声もたくさん聞けて、残菜もほとんどなかったのでほっとしました。
いよいよ秋らしくなってきました、気温の変化に風邪をひきやすくなっています。
3食しっかりと食べ、秋を元気にすごしましょう!