今日の献立
＊ ごはん かつおふりかけ
＊ さんまのしおやき もみじおろし
＊ はくさいのかおりづけ
＊ にくじゃが
＊ かき
＊ 牛乳


今日の給食の「さばのしおやき もみじおろし」は、塩をふって焼いたさばに、すりおろした大根と人参を合わせた「もみじおろし」をかけて、さっぱりといただくおかずです。
もみじおろしとは、大根と唐辛子を一緒にすりおろしたもの、または大根おろしと人参をおろしたものを混ぜたもののことをいいます。きれいな赤色のその様子が、秋のもみじのようであることからその名前がついたそうです。

さばは、漢字では魚偏に「青」と書くように、鯵や鰯、秋刀魚などと並ぶ青い魚の代表格です。私たちがふだん「さば」とよんでいるのは「マサバ」とやや小型の「ゴマサバ」という種類で、9〜11月頃の「秋さば」は脂がのってうま味が増して、よりおいしいとされています。
ところで、自分の得になるように数をごまかすことを「さばを読む」といいますが、実はこの「さば」というのも、魚のさばのこと。さばは傷みやすい魚なので、市場でさばを数える時に、わざと急いで飛ばして数え、本当の数をごまかした…といわれるところからついたそうですよ。
そんなさばは、みなさんの体をつくる赤色の食材で、特に、脳の神経を活性化するはたらきのある、DHAという栄養がたくさんふくまれています。
また、さばは脂がよくのっているので「太りそう…」なんて思ってしまうかもしれませんが、実は、この脂はお肉の脂とは異なり、生活習慣病を予防するのに役立つ、体にやさしい脂質です。なのでぜひすすんで食べるようにしてください。記憶力アップの強い味方にもなってくれるかもしれませんよ！

今日も魚が主菜の和食の献立でしたが、「今日肉じゃがなの?!やった〜!!」「今日の給食おいしかったよ〜!!」などと話してくれる子が多く、残菜もとても少なかったです。うれしいことです。

そして今週の水曜日は、世界の料理給食・カナダ編です!!
今月も栄養黒板の隣に、カナダについて紹介した掲示物を貼り出したので、ぜひたくさんの子供たちに見てもらえたらと思います。