示範授業
- 公開日
- 2016/10/20
- 更新日
- 2016/10/20
学校生活
10月19日(水)くもり【窓28・室24】
○示範授業
4年生の国語『ごんぎつね』で示範授業が行われています。この単元は6時間で構成されています。今回、担任ではなく、経験豊かな教員が授業をします。若手教員が多い中、児童の学力向上のカギを握るのは、教師自らが授業力を向上させることです。
私が中学校で社会科を教えていた時、いつも思っていたことがあります。それは、部活動を指導していて都・全国で優勝できなくても、社会科では優勝できる。ということです。
私にとって学生時代に経験した部活動での体験だけでは、生徒に指導していても限界がありました。1・2回戦で敗れることは日常茶飯事、最高でも区で3位。専門のコーチが付いていた名ばかり顧問の時は、関東大会2年連続3位、全国大会出場の機会に恵まれたこともありました。しかし、それは、私の指導ではありません。勿論、1・2回戦で負けたとしても部活動の楽しさは伝えることが出来たような気がします。
そんな中、私は、教科指導のプロにはなれたという自負があります。学習指導要領を熟読し、思考を重視した社会科の授業を展開しました。社会科は暗記ではないというのが私の口癖です。今、話題のアクティブラーニングです。
教師は授業だけでないことは分かっていますが、やはり先生方は教科指導のプロです。教科指導のプロに徹する姿勢が無くなったら保護者からの信頼を得ることはできません。小学校の先生は全科・専科のプロです。経験豊かな教員が示範授業を展開することで本校の学力は向上していくと考えます。
どの子も育つ指導者しだいなのです。
4年生は、今、大きく成長しようとしています。