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学校日記

うきたの給食 10.17

公開日
2016/10/18
更新日
2016/10/18

学校生活

今日の献立
* ごはん わかめのつくだに
* さけのねぎみそやき
* わふうだいこんサラダ
* にらたまじる
* なし
* 牛乳


今日の給食の「サケのねぎみそやき」は、味噌とみりん、酒、砂糖を合わせ、みじん切りにしたねぎを加えた味噌だれを、鮭の切身にからめて焼いたおかずです。味噌とねぎの味のバランスがおいしさのポイントです。

味噌は醤油とならんで、日本を代表する調味料です。今はお店で買うのが当たり前になっていますが、60年ほど前までは、多くの家で自家製の味噌を作っていたそうです。仕込むのは、たいてい1年で最も寒い1〜2月の間。この時期は雑菌も繁殖しにくいうえ、あたたかい時期にむかって、ゆっくりと味噌が発酵するので、おいしい味噌ができます。これを「寒仕込み」というそうです。

味噌は大豆から作られる食品で、大豆に「麹」というカビの一種と塩を加え、さらに「米味噌」なら米、「麦味噌」なら麦を入れます。大豆だけで仕上げるなら「豆味噌」…ととってもシンプルな作り方です。
どれも昔からある材料で、味噌は鎌倉時代にはすでに作られていたようです。
しかも主原料である大豆は、おもに体をつくる赤色の食材です。鎌倉〜室町・戦国時代にかけて、武士たちは、戦にも味噌を持って行き、ごはんといっしょに食べていたそうです。当時から、味噌が丈夫な体をつくる、大切な食べものであると考えられていたことが分かりますね。
江戸時代をむかえるころには、仙台藩主の伊達政宗が、戦に備えて味噌工場まで建てたことが知られています。
古くから食生活にかかせなかった味噌、私たちも、大切に守っていきたいですね!

今日は主菜が魚の、和食献立でしたが、どのクラスもよく食べてくれていました。
宇喜田小の子供たちは、和食に苦手意識がほとんどなく、むしろ和食の日は洋食の日より残菜が少ないように感じます。素晴らしいことです!!

明日は青空給食です。各自レジャーシート、お箸、おてふき、ビニール袋が必要ですので、忘れずにお持ちください。