うきたの給食 6.29
- 公開日
- 2016/06/29
- 更新日
- 2016/06/29
学校生活
今日の献立
* ひやしちゅうか
* とりにくのカシューナッツいため
* ゆでとうもろこし
* 牛乳
今日の給食の「ひやしちゅうか」、暑い季節にぴったりの、夏ならではの麺料理ですね。タレも醤油のタレとごまダレとがありますが、みなさんはどちらが好きですか?!
さてそんな冷し中華ですが、いったいどこで生まれた料理だと思いますか?
名前に「中華」とあるから、中国の料理…と思ってしまいますが、実は冷し中華は、日本で生まれた食べ物なんです!
その誕生については、2つの説があるのですが、まず1つめは、宮城県の仙台市発祥説です。昭和12年、仙台市の中華料理店組合の人たちが「夏になると、熱い中華料理は売り上げが落ちてしまう…夏でも売れる中華料理はないものか」ということで、「それなら冷たい麺料理を作ってみよう」と、試行錯誤を重ねて生まれたもののようです。その冷し中華第1号には、水でよく洗った冷たい麺の上に、ゆでたキャベツと、塩もみしたきゅうり、スライスしたにんじん、チャーシュー、トマトが飾られていたそうです。
そして2つめは、東京都・神田の中華料理店で生まれたという説です。ここのご主人が、ざるそばから思いつき、冷やした中華麺と細く切ったお肉を盛り合わせた料理が生まれました。現在の冷し中華にもつながる、麺を高く盛り付け、きゅうりやハム、たまご焼きなど、八方に具材を並べるそのスタイルは、日本が誇る山・富士山とそこに積もる雪をあらわしているんだとか!
中華麺、野菜、肉、卵と具だくさんで栄養のバランスもとれている冷し中華は、夏バテの
解消にもぴったりの料理です。今日は天気も曇りがちで、気温もそんなには高くないので、「冷し中華日和」ではないのが少し残念ですが、上にのせる野菜もバランスよく食べましょう!