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学校日記

うきたの給食 6.7

公開日
2016/06/07
更新日
2016/06/07

学校生活

今日の献立
* くあじゅうしぃ
* マーミナーチャンプルー
* アーサ汁
* サーターアンダギー
* 牛乳


今日は給食試食会で、37名もの保護者の方が出席してくださいました。
栄養士からは、宇喜田小の給食について、そしてこれから水泳指導も始まりますので、朝ごはんについてのお話をさせていただきました。

そんな今日の給食は、1食まるごと沖縄県の郷土料理、ふるさとの味を取り入れました!運動会での4年生のエイサーもとても素敵でしたが、エイサーも沖縄県の踊りでしたね。

かつて沖縄県は、琉球国王が治める独立した国でした。その時代から、中国や東南アジア、朝鮮、日本と行き来していて、食生活でもこれらの国からさまざまな影響を受けてきました。
沖縄のお年寄りは、食べ物のことを方言で「クスイムン」や「ヌチグスイ」といいます。これは「命の薬」といったような意味で、「食事は病気を治す」という考えが広く行き渡っています。
そんな沖縄料理の特徴は、「沖縄料理は豚に始まり豚に終わる」「鳴き声以外は食べ尽くす」といわれるほど、豚肉中心なところ!沖縄のお酒・泡盛を入れて煮込む「ラフテー」や、ゆでて千切りにした耳の皮を、野菜などと和えた「ミミガー」がその代表料理です。沖縄県の豚肉消費量は日本一で、それが県民の長生きの秘訣ともいわれます。また沖縄県は「豆腐の島」とも呼ばれるほど、豆腐も食生活に欠かせない食材です。沖縄の豆腐は、本土のものより数倍大きく、そのまま食べるほか、チャンプルー(炒め物)や揚げ物など、実に多くの料理に使われます。

くあじゅうしぃは、沖縄風の炊き込みごはんです。「じゅーしー」とは沖縄県の方言で、具の入ったごはんのことをいいます。豚バラ肉がごろっと入った、うまみたっぷりのごはんです。
チャンプルーとは、沖縄の方言で炒め料理のことです。今日は、もやしと豆腐、にらを炒めて、最後にいりたまごと合わせた「マーミナーチャンプルー」にしました。
汁物の「アーサ」は、沖縄の方言であおさという海藻のことです。沖縄では春に、サンゴのきれいな岩場でとれます。香りとキレイな緑色が特徴です。

4月に宇喜田小に赴任してはじめての給食試食会で、朝から不安でいっぱいでしたが、保護者の方々から、「おいしかったです!」とたくさんのうれしい言葉と、貴重なご意見をいただきました。これからの給食づくりの参考にさせていただきたいと思います。