うきたの給食 5.27
- 公開日
- 2016/05/27
- 更新日
- 2016/05/27
学校生活
今日の献立
* ごはん のりのつくだに
* かつおのたつたあげ
* こまつなのごまずあえ
* ごじる
* メロン
* 牛乳
今日の給食の「かつおのたつたあげ」は、かつおの切身に、醤油とみじん切りのにんにく、しょうがで下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げたおかずです。
竜田揚げは、唐揚げに似ていますが、小麦粉を使わず、片栗粉のみをまぶして揚げるので、唐揚げよりもカリッと仕上がります。
今日使った「かつお」は、今旬を迎えている魚で、ちょうど今おいしい時期です。かつおは漢字で魚へんに「堅い」と書きますが、これはかつおの身が柔らかく痛みやすいので、昔は堅くなるまで干して食べていたことに由来するそうです。
つまり「かつお節」も、本来は痛みやすいかつおの保存方法として生まれたものだというわけです。
まぐろと同じ、一生泳ぎ続ける「回遊魚」としても知られるかつおですが、3月頃から北の海に向かい、いわしなどを食べて丸々と太り、春に日本近海にやってきます。この時期にとれるかつおを「初がつお」といい、昔から何でも「初物」を好んだ江戸っ子にも愛されていたようです。
脂が少なく、あっさりした味わいの初がつおは、みなさんの筋肉を作ってくれる「赤の食べ物」で、黒い血合いの部分には、健康な血液をつくってくれる「鉄分」も多く含まれています。
ぜひ今のおいしい時に、ご家庭でも(おうちではぜひ生で、かつおのたたきなどで!)味わってみてください!