応援団と4人の団長
- 公開日
- 2016/05/18
- 更新日
- 2016/05/18
学校生活
5月18日(水)晴れ【窓41・室25】
雨が上がり、爽やかな風がネクタイをゆらせていきます。
『クールビズ』
江戸川区では、5月1日〜10月31日まで軽装で仕事を行っています。
冷房時の室温を28度に設定し省エネにつとめているのです。
農家出身の私は、幼いころから『スーツ』に憧れていました。父も母も農作業をするときは野良着を着こみ、靴はゴム足袋か長靴でした。保護者会に一度も来たことのない父でしたが、中学面談の時にはじめて学校という場に来てくれたのをよく覚えています。中古の軽トラにスーツにネクタイを締め登場しました。『おいっ』と声を掛けてきた父の靴は、なんと長靴でした。怖そうな父でしたが、この時は笑ってしまいました。
そんな思い出からか、就職したらスーツにネクタイというのが私の信条になりました。
私が勤め始めた昭和50年代、中学校は所謂『荒れ』の時代に入っていました。中学畑の私は、その『荒れ』の中でもネクタイをいつも締めて出勤しました。先輩の教員からは、『石井さん、ネクタイを締めていると生徒に絡まれた時に首を絞められちゃうよ』とよく言われたものです。
河口湖に移動教室で出かけた時には、こんなことがありました。バスの運転手さんに声を掛けられ
『いいね。学校の先生は。いつもジャージ、その格好でしょ…』
すかさず、そばにいた生徒が、
『先生はいつもネクタイ締めていますよ』
と答え、それを聞いた運転手さんの驚いた顔が今も忘れられません。
『クールビズ』ですが、無理してネクタイを締める必要はないですが今日の室温は『25度』です。ネクタイを締めていても不快になりません。
今朝、玄関前で通りの向こうを歩いている卒業生(葛西第二中学校1年)に声を掛けられました。
『運動会は何時からですか…』
卒業生も楽しみにしている運動会、今日から当日まで晴れの日が続きます。
昇降口でのあいさつは、とても気持の良いものでした。
○応援団あいさつ
8時20分、校庭に集まった全校児童の前で応援団の紹介がありました。
赤・白の男団長、女団長が自己紹介と抱負を述べました。
4時間目終了後、赤・白団長が校長室を訪問してくれました。校長、副校長の前で自己紹介、そして意気込みを語ってくれました。話を聞きながら、4年生生の時、5年生の時の学校生活を思い出していました。ウィンターで大きく成長した児童が、6年生になり更に成長していると実感しました。
運動会は『かっこよく』ないと…。そのために大切なことは、人に見せる姿、姿勢です。そして、取り組むための心です。
6年生のこれからが楽しみです。