一路
- 公開日
- 2016/04/15
- 更新日
- 2016/04/15
学校生活
4月15日(金)快晴【窓32・室22】
○おすすめ本
浅田次郎(著)『一路』
【内容】
『上』
失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田名部郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。差配に不手際があれば、ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ!
『下』
中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱…。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされ—。到着が一日でも遅れることは御法度の参勤交代。果たして、一路は無事に江戸までの道中を導くことができるのか! 。
40日間、ゆっくり楽しく読むことが出来ました。喜怒哀楽を電車の中でバスの中で十分味わうことが出来ました。江戸時代大好きな私にとって『おすすめ本』です。解説の檀ふみさん、懐かしいですね。俺たちの旅そして俺たちの祭り…。
浅田次郎さんの作品はとても楽しく読むことが出来ます。もう一つの『おすすめ本』は、
『椿姫』、八篇の短篇集です。私は、NHKラジオから流れていた短編の一つ「オリンポスの聖女」が印象に残っています。