学校日記

読書科−「出張読み聞かせ」編

公開日
2013/01/31
更新日
2013/01/31

校長室

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今年度から始まった、文部科学省教育課程特例指定「読書科」。
平成26年度から本格実施とされている中、本校では、朝読書(読書に親しむ時間)に28時間/年、読書活動(読書から学ぶ時間)に7時間/年の、年間35時間の計画で、今年度から既に本実施として取り組んできました。

その朝読書の一つとして、子どもに読書の喜びを味わわせ、読書に興味を持たせるための活動の一環として、「読み聞かせ」を行っています。この読み聞かせには、保護者(読書)ボランティアによるもの、教職員による(出張読み聞かせ)もの、図書委員会による(読み聞かせ集会)ものと、3種類あります。

今日は1月の教職員による「出張読み聞かせ」を行いました。それぞれの教職員が、自己の思いを込めて選書し、任意に割り振られた学級での出張読み聞かせに出掛けます。読み手(教職員)にとっては子どもとの出会いがあり、子どもにとっては読み手と本との二重の出会いがあるのが、この出張読み聞かせ。船堀小学校では、そうした出会いを経験させる中で、本好きな子どもを育てていこうとしているのです。担任や専科だけではなく、私(校長)、そして副校長にも参加させることで全校体制で読書科に取り組んでいます。

【写真上】4年3組:『光の旅 かげの旅』(評論社:アン ジョナス作)。私の選書テーマは、「さかさまにする本」。本を逆さまにすると、今まで見てきた風景がガラリと変わります。(エッシャーの作品だけでなく)視覚的な面白さを味わうことができる絵本を紹介することで、中学年の子どもに選書の幅を拡げられたらなと願って選びました。
【写真中】3年4組:『わらしべ長者』(読み手:副校長)読み終わった後に子どもたちに聞いてみました。「運が良かっただけかな?」すかさず「優しい心の持ち主だったから」と声が返ってきました。・・・う〜ん?! 本質を捉えていました!
【写真下】6年3組:『ボノロン とおせんぼの木の巻』(北原星望原作、読み手:川瀬教諭)