道徳科の授業
- 公開日
- 2017/11/29
- 更新日
- 2017/11/29
校長室
「道徳の時間」は、平成30年度から「特別の教科 道徳(道徳科)」へと変わります。そのため、船堀小学校は、平成28年度から「道徳科」の先行実施に取組んできました。この取組内容については適宜お知らせしてきたところですが、平成30年1月23日(火)道徳教育推進拠点校としての研究報告会に向けての準備を進めています。
研究の内容は、「考え、議論する道徳」授業の創造、道徳科の評価の在り方の2点です。今日は、その一端についてご紹介したいと思います。
先ず、「考え、議論する道徳」授業とは、教材文の登場人物の心情を理解することではなく、その中にある道徳的価値について考えるためのものです。また、それをより深めるためには友達と語り合う時間が必要です。その語り合いを通して、自分の良さや友達の良さ、そして道徳的価値について考えを深めていくのです。
次に、道徳科の評価とは、子どもの学習の状況や道徳性に係る成長の様子を見るための個人内評価でなければなりません。そのため、多面的・多角的に子どもを見取る必要があると言えます。その一つに、担任以外の教師が授業を行うことでその教師による見取りが可能になるという手法があります。
今日は、その取組をご紹介するものです。授業は1年1組で行いました。1組の授業なのですが、授業者は、実は1年2組の担任なのです。教室後方には1組担任がいて、授業者と共に子どもたちを多面的・多角的に見取っていました。
【写真上】うさぎときつねになっての役割演技
主題名:こまっているともだちに B(友情・信頼)
本時のねらい:困っている時はお互いに助け合おうとする気持ちを育て、友達の良さを感じさせる。
教材名:「くりの み」
【写真下】ワークシートに書いた自分の考えや思いの発表