3月6日に今年度最後の避難訓練が行われました。授業中に震度６の地震が発生し、給食室より火災が発生したため、校庭に避難するという想定でした。給食室の火災の場合、中央階段や中央昇降口が使用できないことになります。今年度最後の避難訓練として、緊急放送によりどこで火災が起きているかを知り、安全に避難することができることをねらいと考えていました。

　避難する校庭のコンディションがよくなかったため、今回の避難訓練は地震発生後に机にもぐり、机の脚をしっかりにぎり揺れが収まるまで頭や身体を守ることや火災発生の放送を聞き、防災頭巾を着用して廊下に避難して人数確認を職員室に報告することにしました。廊下への避難後に校長先生から地震や火災の際に安全に避難することの大切さについて放送でお話がありました。

　避難訓練後に学級で児童に感想を聞いたところ、学校以外での地震や火災のときも落ち着いて避難できるようにしたいという発言がありました。地震や火災などの災害はいつ起きるか分かりません。いざというときに慌てて行動したために将棋倒しになったり、誤った方向に避難をして被害にあったりしては大切な命を守ることができなくなってしまいます。今年度の避難訓練もいざというときに安全に避難して大切な命を守ることができるように全校で真剣に取り組みました。地震の際にはまず頭や身体を守ることや火災の発生場所を知り、適切な経路で避難することや「お（押さない）・か（かけない）・し（しゃべらない）・も（もどらない）」の合言葉で、安全に避難することなどについて学んだり体験したりしてきたことをこれからの生活の中で生かしていってもらいたいと思います。