3年生算数 ミライシードのドリルパークを活用して復習をしています
- 公開日
- 2025/03/05
- 更新日
- 2025/03/05
できごと
3年生は算数の学習でミライシードのドリルパークを活用して1年間の復習をしています。
この日の学習は整数の計算の復習をしました。整数の四則演算は3年生で一通り学びます。3年生で学んだことが4年生以降の整数や有理数(小数や分数)の四則演算の基礎となります。4年生で学ぶ演算でつまずきが多いのが2桁でわるわり算です。2桁でわる筆算はわる数に仮商(仮に立てた商)をかけて割られる数から引くことができれば、計算することができます。わり算を正確に計算するにはかけ算やひき算が正確にできないと正しい答えにたどりつけません。計算を正確に素早く行うことができるようになるまでの習熟が大切なのです。
ミライシードのドリルパークによる演習は、問題を自分で解き、答え合わせを先生に頼らずともすぐに正誤が分かります。間違えていたらなぜ間違えていたのかをその場で考えてやり直すことができます。以前、行っていたプリント学習ではプリントが一通りできた児童から担任の先生の所に行き、丸つけをしてもらい、そこで正誤が分かります。基本的な所が間違えていたらその後の計算も同じように間違えてしまいます。時間をかけて何題か解いてもそのほとんどが間違えだったときはやり直すのは大変です。このように考えると1題1題、なぜ間違えたのかを考えて演習を行った方が、その後に同じ間違えをしなくて済むので効率的ですし、やる気も持続します。
担任の先生が一人で丸つけすることにも課題があります。プリント演習ではほぼ同じ時間帯に児童が終わるので丸つけをしてもらうために多くの児童が黒板前に並び、先生の丸付けを待たねばなりません。その時間が無駄なのです。先生を待っている間に演習を行う時間を確保することができます。早く終わってしまった児童が次に行うプリントを用意することも課題になります。これを避けるためにプリントの裏に答えを印刷して自分で答え合わせできるようにしたり、早く終わった児童に「ミニ先生」として丸つけを手伝ってもらったりするなど、これまで様々な工夫をしてきました。自分で答え合わせをすることで間違えを見つけることができるよさや友達に教えることから学ぶよさもあります。それぞれの方法には優劣はつけられませんが、やはり自分で問題を解き進めることができることが大切ではないかと考えます。
3年生の学習もあと1か月となりました。算数だけに限らずそれぞれの教科でこれまで学んできたことを復習してしっかり身につけることが4年生からの学習につながります。4年生での学びに向けて限られた期間ではありますが、地道に取り組んでいってもらいたいと思います。